美味を目指し、ボルボV60 T4[2013年モデル]でいざ会津へ!~ボルボ V60 ロングドライブ 試乗レポート~/今井優杏(2/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:ボルボ・カー・ジャパン/オートックワン編集部
宇都宮餃子界の大島優子(栃木県出身)こと、エース級餃子専門店「正嗣(まさし)」に立ち寄ってみる
人気店『ぎょうざ専門店・正嗣(まさし) 宮島店(本店)』、なんとココは宇都宮餃子会にも属さず、独自の立場を貫くこだわりの店(ボルボ・カーズ・ジャパン調べ)だそうな。
4店舗を展開しているが、やはり本店が一番美味だとのこと。しかもメニューには餃子のみ、ほかほかゴハンもビールもないっていうんだからその本気度たるや相当なものだと推測できる。こりゃ胸の鼓動と食欲が高まるではないか。思わずオナカの虫も鳴こうというもの。
ああ、もう誰よりも早く辿り着きたいわワタシ!とボルボ V60のハンドル握りつつ悶絶するわたしに、T編集部員は的確に駐車場の位置と路地を指示、聞けば以前もここに来たことがあると言うではないか!……さすがグルメ担当大臣、頼りになりすぎてうっかり惚れてしまいそうになるが、彼には愛する奥様と産まれたばかりの愛児がいる。サラっと諦めて正嗣ののれんをくぐりたい(が到着時刻午前11:50にもかかわらず、すでに行列が出来ていたのでおとなしく並んで待った)。
メニューは「焼餃子」と「水餃子」の2本のみ!
眼光鋭い店主が作る餃子はすこし厚みのある生地に包まれていた。この厚みが“焼き”の場合はサクッっとクロワッサンの生地のような軽い歯ごたえ+油を吸って揚げパンのような香ばしさを生み出す。
“水”のほうは茹で汁の中で透明に透き通り、茹で汁の中でふるふると繊細に震える。双方野菜のシャキ感が程よく残された餡が旨味をじゅわっと閉じ込めて、箸が全然止まらなくて参った。
またテーブルに置いてある自家製と思しきラー油も辛くて刺激的で素晴らしい。でもいくら食べても一人前210円というびっくりプライス、親父ががんこでもゆるせるというものだ。
テンロクターボの(意外なほどの)肉食獣っぷり
「正直あと1人前ずつ食べられたね」と未練がましくV60に乗り込んだ我々、やっと宿泊先である福島県会津若松市に鼻先を向ける。
ボルボ V60 T4に搭載されるこの1.6リッターターボは、北欧の気取ったオシャレなお嬢さんといった見た目にそぐわず、とにかく下の方からグワっとターボが立ち上がるのが面白い。
V40もそうなのだが、このパワートレーンはトルクの付け方が獰猛だし、ハンドルもクイックで意外にスポーティーなのだ。例えるなら草食の皮を被った肉食獣って感じ。ちなみにフットボックスも浅めに作られているから、ドライビングポジションも自然と寝たような感じになる。いわゆるフォーミュラポジションというやつだ。
一見しんどいようにも見えるが、そういう設計になっているので自然と“運転の巧い人”的なドラポジを取ることが出来る。素晴らしい。
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