快適キャンプにぴったり! ハイエースベースのキャピングカーをたっぷりと深掘り!|東京キャンピングカーショー2020(2/4)
- 筆者: 井口 豪
自転車のトランスポーターにも最適な車中泊仕様!
自転車を趣味にしている人にぜひチェックしてほしいハイエースが、ダイレクトカーズの「アクロスII(車両本体価格:370万円~)」だ。アクロスIIは、複数台の自転車を積載することを前提に開発されたトランスポーター。ベッドマットを外し、セカンドシートとサードシートを前方にスライドすれば、2台ほどのMTBもしくは3台ほどのロードバイクを積載できる。
車中泊に使える多彩なシートアレンジ機能を備えている点も、アクロスIIの特筆すべきポイントだ。1200mmサイズのセカンドシートは、向きを反転させることも可能。900mmサイズのサードシートと対面対座することもできる。セカンドシートとサードシートを倒してベッドマットをセットすれば、フルフラットベッドが完成する。東京キャンピングカーショー2020で披露されたアクロスIIのようにオプションの二段ベッドも備えれば、大人2名と小人2名が快適に就寝できるだろう。
ベースのハイエースは標準ボディのスーパーGL。ワイドボディをベースにすることもできる。
カリフォルニア・クラシックな4ナンバー登録キャンピングカー
オシャレにキャンピングカーライフを楽しみたいという人にオススメなのが「メティオ」の「ラクネル・バンツアー」だ。ホワイトレタータイヤを装着したツートンボディは、キャルルック風のアメリカンな雰囲気。世界的に注目度が高いバンライフを思わせる仕上がりだ。
室内も、外装のイメージそのままのカリフォルニア・クラシックな空間だ。セカンドシートには、乗員全員が前向き乗車できるREVOシートを採用。サードシートとの対面対座やフルフラットベッド化することもできる。
ナンバー登録はキャンピングカーには珍しい4ナンバーになるが、それにはワケがある。取り回しの良さから4ナンバーの標準ボディをベースにしているというのも理由のひとつだが、8ナンバーと違い、水道設備や炊事設備を必ず装備しなくてもよい点がメリットとして大きい。そのためラクネル・バンツアーは、パーテーションで仕切られたマルチルームの仕様をキッチン+「電子レンジ+収納」「電子レンジ+温水器」「電子レンジ+ポータブルトイレ」「カセットトイレ」から、使い方に合わせて選べるのだ。
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