快適キャンプにぴったり！ ハイエースベースのキャピングカーをたっぷりと深掘り！｜東京キャンピングカーショー2020(4/4)
- 筆者： 井口 豪
AtoZの大人気バンコン「アメリア」がブラッシュアップしてマイナーチェンジ
AtoZからは、室内レイアウトを見直し、より使い勝手が向上した「アメリア」が登場した。
従来のアメリアはリアのキッチンスペースに冷蔵庫を備えていたが、今作はスライドドアの横に設置場所を変更。従来はハイマウントベッドを展開した状態では冷蔵庫からドリンクを取り出しにくいという難点があったが、今回のレイアウト変更で就寝時もスムーズに冷蔵庫が使えるようになった。展示車両は、従来モデルが冷蔵庫を設置していたスペースに電子レンジを取り付けている。
アメリアがこんなアレンジが可能なのも、ボディの横に張り出すオリジナルエクステンションボックスを備えて広々とした室内空間を実現しているからだ。セカンドシートとサードシートを倒してフラットモードに展開すれば、1900×1200mmのベッドスペースを確保することができる。
電力消費量が大きい電化製品も使える独自開発の大容量リチウムサブバッテリーを搭載
設備を充実させたいけど、取り回しや駐車スペースの関係でワイドボディやスーパーロングは難しいという人も多いことだろう。そんな人にオススメのバンコンがケイワークスの「オーロラ・エクスクルーシブ」だ。
エクスクルーシブはベース車にハイエースのワイドボディ・ミドルルーフと標準ボディを選択可能。無垢天板の純国産ハンドメイド家具を採用し、室内空間を落ち着いた雰囲気に仕上げている。
また、独自開発した300Ahの大容量リチウムイオンサブバッテリーシステム「メビウス」を搭載。270Wのソーラーパネルも標準装備している。これにより、標準装備の家庭用エアコンや電子レンジ、49L冷蔵庫の使用も可能にしている。災害への備えとしても頼もしい一台だ。
標準ボディをベースにした場合の車両本体価格は572万円～。ポップアップルーフやFFヒーターなどもオプションで用意している。
次回はアイデア満載の軽キャンパーとキャブコン＆トレーラーを大特集！
東京キャンピングカーショーに出展されたバンコンを紹介してきた当レポート。続いては軽キャンパー、そしてキャブコン＆トレーラーを中心に取り上げていくので、続編もぜひご覧くださいね！
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1975年4月29日生まれ。血筋は九州だが、出身は埼玉県。タウン誌編集部や自動車雑誌編集部勤務を経て、2004年にフリーライターに転身。多彩な趣味を持つウンチク好きの性分を生かし、自動車関連、ファッション、スポーツ、ライフスタイル、医療、環境アセスメント、各界インタビューなど、幅広い分野で執筆活動を展開する。2022年には令和3年度行政書士試験に合格し、東京都行政書士会に登録。「行政書士いのくち法務事務所」で行政書士業務もこなすマルチ法務ライター。記事一覧を見る
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