【人気コンパクトSUV内外装比較】サイズは違えど、SUVテイスト溢れるトヨタ 新型カローラクロスとライズ

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今夏にも国内導入が予想されている注目のコンパクトSUV、トヨタ 新型カローラクロス。既に同社は豊富なSUVモデルをラインナップしているが、さらにこのカテゴリーで攻勢をかける構えだ。そこで今回は、豊富なトヨタのSUVモデルの中でも2019年11月の登場から安定した人気を誇るライズと共に気になる両車の違いを写真ととも比較していく!

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  1. 隙のないトヨタのSUVラインナップ
  2. 大小サイズは異なるも共にSUVらしさが感じられるデザイン
  3. 新型カローラクロスはもちろん、ライズの荷室もたっぷりの容量を確保

隙のないトヨタのSUVラインナップ

トヨタから、また新たなSUV「カローラクロス」が導入される。2020年7月9日にタイでの発表を皮切りに、2021年6月には北米でも発売を開始。日本では2021年夏から初秋にかけて発売を開始する見込みだ。

トヨタのSUVといえば、国内市場だけでも「ライズ」「ヤリスクロス」「C-HR」「RAV4」「ハリアー」「ランドクルーザープラド」「ランドクルーザー200」と、大小順に多彩なモデルを揃える。しかも、いずれも人気の高い同社主要モデルだ。

そのラインナップをさらに強固にする新型カローラクロスのボディサイズ(海外仕様)は、全長4460mm×全幅1825mm×全高1620mm、ホイールベース2640mm。

一方のライズは、2019年11月より発売開始したトヨタのSUVラインナップの中で、最もコンパクトなモデル。全長3995mmx全幅1695mmx全高1620mmという3サイズで、ホイールベースは2525mm。扱いやすいコンパクトなボディサイズが高い支持を得ている。

大小サイズは異なるも共にSUVらしさが感じられるデザイン

新型カローラクロスは、加飾された枠どりからなる台形グリルのフロントマスクが特徴。中間部分には樹脂製の黒いバンパー部分を水平に配置し、下部にロアグリルとシルバー調のアンダーバンパーを備え、SUVらしさが強調されている。

同様にSUVとしての力強さを表現すべくフェンダーやサイドなどには樹脂パーツが装着されている。

リヤ周りでは、専用のルーフスポイラーやシルバー調のアンダーバンパーを装着。樹脂部分は高い位置に設定されており、リヤ周り全体にもSUVらしさが漂う。そんな中、ブレーキランプ類にはカローラシリーズを連想させるようなデザインが落とし込まれている。

ライズは直線を多様したガッシリとしたシルエットに、力強いフロントグリルなどを備える。フロント・リアともに、水平基調のデザインで、2トーンカラーのルーフが採用されている。

コンパクトなサイズながら、タフでアクティブな印象を与えるクロスオーバーSUVスタイルで、トレンド感と存在感を実現している。

新型カローラクロスはもちろん、ライズの荷室もたっぷりの容量を確保

新型カローラクロスのインパネデザインは、カローラシリーズとも共通する馴染みやすいものに。薄型インパネとドアトリムが連続したデザインにより、開放感のある空間がつくられている。

インパネセンターの見やすい位置には8インチの大型のディスプレイオーディオが備わるほか、センターコンソールは幅広で高さのあるもので安定感やワンランク上の車格感を実現している。

ライズのインパネデザインは、外観と同様に水平基調でシンプルな構成に。価格設定を考えると致し方ない部分はあるが、車内全体がプラスチッキーな印象。

それでも、コンパクトなSUVでありながら窮屈さは感じさせない。ナビゲーションのディスプレイも高い位置にあり、運転操作にも不満はないだろう。

また、中間グレードのG以上を選択するとブラック×レッドの若々しい雰囲気となる。

新型カローラクロスでは、最大で487Lというクラストップレベルの荷室容量を確保。荷物スペースへのアクセス性や、後部ドアには子供を抱えての乗降を想定した広い開口部を備える。

一方のライズも、コンパクトなボディサイズながら369Lという大容量の荷室を備える。シートアレンジもしやすく、ベビーカーからレジャー道具まで、たっぷり積み込むことが可能だ。

ここまで新型カローラクロスとライズを比較して紹介してきたが、特に細部のデザインなどは、フォトギャラリーもぜひチェックしてみてほしい。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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