クラウンを超えたラグジュアリーカーの新基準!トヨタ 初代 セルシオ【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
1989年に登場したFセグメントに属するトヨタ セルシオ。元々セルシオは、世界の高級車市場に参入するため開発され、ラグジュアリーカーの新しい基準を作り上げたとも言われる。高級車の代名詞「クラウン」を超えた高級車、初代 セルシオを振り返っていこう。
グラスの水がこぼれないほど低振動!
トヨタ クラウンとトヨタ センチュリーの中間に位置するセルシオは、直線基調の伸びやかでシンプルなセダンだが、新技術や豪華装備が多く与えられている。
エンジンは、ワイングラスに水をいっぱいにしておいてもこぼれないほど振動が少ない、4.0L V8 1UZ-FE型エンジンを搭載。
サスペンションには、コイルサスペンションのA仕様、世界初ダンパー減衰力の切り替えを行う電子制御サスペンション「ピエゾTEMS」を装着したB仕様、電子制御エアサスペンションが装着されたC仕様をラインナップする。
贅沢装備や高い質感で高級車市場に参入
インテリアには、ウォールナット材を使ったシフトパネル、上質な座り心地を提供するシートなど、贅を尽くした装備が与えられ、日本車として初めて自発光式メーターを採用した。
トヨタ セルシオは、クラウンを超える完成度と高級感や品質を武器に、世界の高級車市場へ参入。北米市場を中心とした海外市場では、トヨタの高級部門 レクサス LSとして発売され大ヒット。大衆車メーカーが高級車市場に参入する成功例となった。
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