売れ続けるトヨタアクアに迫る!話題のCMやヴィッツとの比較など【初心者向け解説】
- 筆者:
世界トップレベルの低燃費 37.0km/Lを誇るトヨタのアクアは、国内新車販売台数4年度連続トップを獲得。2016年2月末にはトヨタ自動車として史上最速の4年3カ月で国内販売累計100万台を達成しました。その勢いはとどまることを知らず、現在も売れ続けています。今回はそんなアクアに迫ります!
なぜこんなに人気なのか?話題のCM情報やヴィッツとの比較、価格やグレードの紹介など、気になる情報をクルマの知識のない初心者の方にもわかりやすく紹介します。
2014年12月にはマイナーチェンジを施し、フロントデザインの変更でアクティブな印象になり、内装は上質さを強調したデザインに。新グレードX-URBANも登場しています。
そして、外板色11色と専用パーツカラーを組み合わせることで33通りのカラーバリエーションとなりました。
2015年11月に再び一部改良。衝突回避支援パッケージToyota Safety Sence Cを標準装備(S/Lはオプション設定)したり、X-URBANの特別仕様車Solidも登場しました。
こうしてみると12月前後でマイナーチェンジや一部改良が施されていますね。新型モデルが今後登場するとしたらこの時期かもしれません。
*量産ガソリン乗用車(除くプラグインハイブリッド車)
◆ドラクエやモンハン、千本桜など「アクアです!」のCMが話題に!
皆さんはアクアのCMを思い出してくださいと言われたら思い出せますか?また、どのCMが頭に浮かびますか?
アクアのCMとして一躍話題となったのは千本桜×富士山×アクアの洗練されたCMではないでしょうか。千本桜のメロディと共に日本を象徴する富士山の前にアクアがただ佇むだけのテレビCMはとても印象的でした。「日本の、ハイブリッド」と大々的に文字が出て、小さく「世界一低燃費」と書かれている。世界一低燃費のクルマは日本!日本を代表するアクアです!と言わんばかりのCMでした。
※現在はプリウスが世界トップクラスの40.8km/L(JC08モード)を達成しています
◆若者に人気!新成人が欲しいクルマランキングでアクアが1位に輝く!
ソニー損害保険が発表した新成人のカーライフ意識調査において、購入するならどのクルマが欲しいか聞いたところ、総合1位はトヨタ アクア、2位はトヨタ プリウス、3位はBMW(3シリーズ/5シリーズなど)という結果となりました。 アクアが“新成人が欲しい車ナンバーワン”に輝いたのは初めてのことでした。
(2016年の新成人に対しインターネットリサーチを実施/有効回答数:1000人・複数回答)
CMの影響?かはわかりませんが、新成人が欲しいクルマランキングで1位に選ばれたということは、認知度が高いことは言うまでもありません。若者にとってより身近で関心のあるゲームとのコラボで印象に残りやすくなったのかもしれません。
◆ライバル車はトヨタのヴィッツ!?
皆さんのクルマを選ぶ際の決め手は何ですか?デザインや使い勝手や走行性能など、人それぞれかもしれませんが、中にはメーカーへのこだわりがある方も多いようです。
そんな中でアクアのライバルとしてあげるなら、同じコンパクトカーのヴィッツでしょう。アクアはハイブリッド車なので燃費が33.8km/L~37.0km/Lなのに対し、ヴィッツはハイブリッド車の設定がないため18.0km/L~25.0km/L と劣っています。
一方、価格ではアクアが176.1万円~243.2万円、ヴィッツが115.3万円~204.6万円(価格は全て消費税込)とヴィッツの方が比較的安価な価格設定となっています。(特別仕様車含む・福祉車両は含まない)
◆アクアとヴィッツのデザイン比較
この2台のエクステリアデザインのイメージを簡単に言うと、ヴィッツはきりっとした顔つきで、アクアはヴィッツに似た部分がありながらも少し優しさのある顔つきといったところでしょうか。
写真と共に見比べてみてください。
●フロントデザイン
アクア:1灯の光源でロービームとハイビームを、切り替え可能なBi-Beam(バイビーム)LEDヘッドランプと新デザインのフロントバンパーによって、シャープな表情となっています。
ヴィッツ:ネッツエンブレムを中心にヘッドランプへ向かうアッパーグリルモールのV字ラインと開口を大きく取ったロアグリルの組み合わせで、トヨタ独自のフロント表情「キーンルック」を表現。また、ハの字型に張り出したバンパーがワイドで踏ん張り感のある力強いフロントビューを強調していますね。
▽アクア
▽ヴィッツ
▽アクア
▽ヴィッツ
●リアデザイン
アクア:リアに縦基調のリアコンビネーションランプを採用することでワイド感を強調しました。ターンシグナルランプにメッキ加飾を施していることで質感が高く見えます。
ヴィッツ:左右に広がったリアガーニッシュを強調するリアコンビネーションランプの造形が、リアビューのワイド感を演出しています。
リアの一番の違いと言えば、テールライトの大きさでしょうか。アクアはテールライトがルーフ近くまで伸びていて、ヴィッツはリアウィンドウまでと小ぶりです。
そんなリアデザインがこちら
▽アクア
▽ヴィッツ
▽アクア
▽ヴィッツ
●サイドデザイン
アクア :全長3995mm×全幅1695mm×全高1455mm
ヴィッツ:全長3885mm×全幅1695mm×全高1500mm
全長はアクアの方が110mm長くワイドに見えます。全高に関してはアクアの方が45mm低いのでよりそう見えますね。
そんなサイドデザインはこちら
▽アクア
▽ヴィッツ
◆アクアとヴィッツの内装比較
次にアクアとヴィッツの内装を比較!どちらも基本的にシンプルな印象ですが違いはどんなところでしょうか?こちらも写真で見比べてみましょう。
●インパネ
アクア:センタークラスターやサイドレジスターなどにピアノブラック塗装を施して質感が高い印象です。インテリアカラーは、先進感を表現したブルーブラックと華やかさを表すブリリアントレッドや、シックで上質なディープブラウンなどを設定し、グレード毎の個性を際立たせています。
ヴィッツ:左右へ広がった水平基調のインストルメントパネルと、滑らかなシルエットで囲んだ運転席まわりが広さ感とコックピットのようなスポーティなデザインを両立させています。グレードに合わせたシボやフィルム加飾を施すと共に、運転席まわりにメッキやシルバー加飾を行うことで、上質感を演出しています。
インパネデザインはこちら
▽アクア
▽ヴィッツ
●メーター
アクア:一番の違いはメーターでしょうか。アクアはセンターメーターですがヴィッツの最新モデルはセンターメーターをやめて運転席の正面になりました。
ヴィッツ:メーターのデザイン変更により、スポーティで軽快な印象を付与。また、アイドリングストップ機能搭載車には、4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用。燃費や航続可能距離といった各種情報が表示されます。
▽アクア
▽ヴィッツ
●シフトノブ
こちらは写真で見比べるとその差は歴然!まさにシンプルなヴィッツのシフトノブに対して、アクアはハイブリッドなのに普通のシフトノブなの?と思った方も多いのでは?
新型車で言えば、日産のノート e-POWERはシフトノブとは形状が全く違います。リーフと同じデザインのシフトレバーを採用しています。
参考までに新型ノートe-POWERのシフトノブも載せておきます。
▽新型ノートe-POWER
▽アクア
▽ヴィッツ
●ラゲッジルーム(カッコ内は2列目格納した場合の奥行)
アクア :幅1000mm×奥行670mm(1470mm)
ヴィッツ:幅1000mm×奥行660mm(1410mm)
若干アクアの方が広いことがわかりますが、同じコンパクトカーなので大差はありません。
▽アクア
▽ヴィッツ
▽アクア
▽ヴィッツ
◆アクアのグレードと価格
最後にアクアのグレードと価格をお伝えします。最も安いグレードが1,761,382円で、X-URBANとG’sを除けば高いGでも200万円で買うことができます。
グレード:価格(消費税込)
L:1,761,382円
S:1,887,055円
G:2,007,818円
G ブラックソフトレザーセレクション:2,090,291円
X-URBAN:2,100,109円
X-URBAN Solid:2,155,091円
G’s:2,431,963円
▽福祉車両 ウェルキャブ(消費税は非課税・ただし*については消費税込)
助手席回転シート車“Aタイプ”:S 1,995,055円*/G 2,115,818円*
助手席回転シート車“Bタイプ”:S 1,937,000円/G 2,049,000円
フレンドマチック取付用専用車 “タイプI”:S 1,990,145円*/G 2,110,909円*
フレンドマチック取付用専用車 “タイプII”:S 2,181,000円/G 2,293,000円
フレンドマチック取付用専用車 “タイプIII”:S 2,362,000円/G 2,474,000円
フレンドマチック取付用専用車 “タイプIV”:S 2,703,000円/G 2,815,000円
(フレンドマチック取付用専用車 “タイプI”は車両購入時に指定の運転補助装置を取り付けた場合のみ消費税が非課税となります)
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。