AXCR2018がついにスタート!哀川翔氏が率いるFLEXラリーチームの模様を現地タイからお届け! 【Day.1】

  • 筆者: 松田 タクヤ
  • カメラマン:古閑 章郎

サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー 2018が開幕した!

サワッディーカップ!(こんにちは!)

俳優の哀川翔氏が率いるレーシングチーム「FLEX SHOW AIKAWA RACING TEAM」が参戦するアジアクロスカントリーラリー(以下AXCR)が2018年8月12日から開幕しました!

今回は日本から遠く離れたタイより、これからAXCR2018で起こる様々なドラマをレポートしていきたいと思います!

タイのビーチリゾート「パタヤ」で公式車検

スタート地は世界的にも有名なタイ中部のビーチリゾート地「パタヤ」。大勢の観光客で賑わうこの町に、数日前からAXCRを運営するヘッドクォーターが置かれていたのだ。

そしてこの日、グランドプラッツォ パタヤホテルにて午前7時から公式車検が行われ、哀川翔選手のランドクルーザープラドも無事にクリア。

その後、大会初の公式ブリーフィングを経て夕方6時には全競技車両がホテル前広場に集合。そこからパタヤの中心にある最も人気のある繁華街「ウォーキングストリート」へ向け全車コンボイで出発した。

>>パタヤビーチでのFLEX GIRL写真も有り!AXCR2018 8月12日の写真ギャラリー

AXCR2018は歩行者天国内に設けられた特設ステージからスタート

夜8時からスタートしたセレモニーには、二輪、サイドカー、四輪の順に1台ずつMCに紹介を受けながらのスタート。歩行者天国内に設けられた特設ステージから、地元タイのマシンが大声援を受けて出発していく中、哀川翔選手のマシンが登場し、ナビゲーターの保井隆宏選手とともにクルマのルーフに身を乗り出すようにして手を振ると会場内には一段と大きな歓声とどよめきが響き渡った。訪れていた日本人観光客もみな足を止め、哀川翔選手のマシンが走り出すと手を振りながら「がんばってねー!」と幾つものエールが聞こえてきた。

今回、哀川翔選手が参戦するAXCRは タイを中心にアジア各国の山岳部やジャングル、プランテーションなどのオフロードを走りながら毎日異なる地域へ移動していくクロスカントリーラリーレイド。アジアの特徴ある気候やの路面状況のなか、およそ1週間にわたって2〜3千kmの距離を走り、デイリーのタイムを合計しながら順位を競っていく大会だ。

初開催の1996年から2017年までに、タイ王国、マレーシア、シンガポール共和国、中華人民共和国(雲南省)、ラオス人民民主共和国、ベトナム社会主義共和国、カンボジア王国、ミャンマー連邦共和国など8カ国を股に開催され、今年はカンボジアの世界遺産 アンコールワット を通過しつ首都プノンペンでフィニッシュする予定だ。

総延長1,900キロにも及ぶ過酷なコースを走破するレース

今年のコースの総延長は1,900km。このうち定められた時間内で公道を移動するロードセクション(リエゾン)は約1,100km、タイム計測を行い速さを競うスペシャルステージが約800km。参戦車両は二輪が27台、四輪が27台、サイドカーが2台という構成。哀川翔選手が参戦する四輪のカテゴリーはタイと日本のチームがそれぞれ10チームと多く、残り7チームをインドネシアや韓国、カンボジアや台湾、中国、ブルネイといった国籍の選手が占めている。

FLEX SHOW AIKAWA RACING TEAM」のAXCR参戦車両は、前回もご紹介した通りトヨタ ランドクルーザープラド150をベースとしたラリー専用マシン。車両制作は千葉県にある中央自動車大学校の学生が中心となってサポートし、現地の整備でも彼らが活躍してくれる予定だ。

なお、競技区間のある本格的なラリーが始まるのは明日13日 月曜日から。今日は哀川翔選手にラリー前の抱負や装着タイヤについてインタビューしたので、その様子をご紹介しておこう。

レース前の哀川翔氏へのインタビュー

レポーター:いよいよ明日から本番が始まりますね。現在の心境を聞かせてください

過去に2回走っているけど、なんとなく雰囲気は分かるし、ミスをしなければ、完走はできるかな。我々チームの目標は「イチにも二にもまず完走!」だからね。ただね、タイに来てからずっと雨がちな天気だしプノンペンのゴールまでコースがトリッキーだっていうし、明日のコースはかなり荒れてて大変だっていうから、まずは明日乗り切ることだけを考えて走ってくるよ。

レポーター:ランドクルーザープラドの調子はかがですか?

調子はいいんじゃないかな。すごくね。日本を旅立つ前にもテストしたけど、クルマの挙動はよかったよ。前回はトヨタのFJクルーザーで参戦したけど、今回のランドクルーザープラドのほうが安定感があって乗りやすいと思う。ホイールベースも長いしね。いつもの通り平常心でドライビングできれば問題ないよ。

レポーター:今回はトーヨータイヤ のオープンカントリー M/T を履いていますね。感触はどうですか?

よさそうだよね。かなりザクザクしたアグレッシブなパターンだけど、この辺りのぐちゃぐちゃなオフロードじゃあ、もうこれくらいの溝がないとね。こういったクロスカントリーラリーはタイヤの性能で結果が左右されることも多いんだよ。テストでもいい感じだったし。まあ現地で本番走ってみなきゃわからないけど、俺は信じているよ。

カンボジアに入ると結構道がすごいんだ。かまぼこみたいに真ん中が高くなっていたり、そこがウェットで滑りやすくなっていたりすると、もう道路脇の水路とか田んぼにズルズル持って行かれてしまう。あの辺の滑りやすいところを持ちこたえてくれると最高だよなあ。期待してるよ。

レポーター:ありがとうございました。

さあ、いよいよ FLEX SHOW AIKAWA RACING TEAM の2018AXCRへの挑戦が始まった。果たして初日LEG1ではどんなドラマが待っているのか。明日のレポートに乞うご期待!

[Text:オートックワン編集部 Photo:古閑 章郎]

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筆者松田 タクヤ
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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