納車待ち勢も必見! 世界に誇る小さな巨人“ジムニー” 本格オフローダーの3代目が目指したのは「舗装路の性能向上」だった!? スズキ ジムニー50余年の歴史を振り返る【後編】

  • 筆者: 小鮒 康一
  • カメラマン:SUZUKI・MAZDA・MOTA編集部
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ジムニーといえば、クルマに詳しくない人でも思い浮かぶほどの誰もが知るスズキの本格的オフロード4WD車だ。小さいボディながら道なき道を走破出来る万能モデルである。1970年のデビュー以来絶えず生産を続けるスズキ ジムニーの50年以上に渡る歴史を振り返ってみよう。後編は、3代目、そして現行4代目ジムニーの歴史をご紹介!

>>世界に誇る小さな巨人“ジムニー”! 歴代のスズキ ジムニーを写真で見る[画像00枚]

全車が乗用タイプになり、オンロード性能もレベルアップした「3代目ジムニー」[1998~2018]

1998年10月に3代目モデルが登場。軽自動車規格が衝突安全性の確保のために大型化(エンジン排気量は660ccのまま)されたため、ジムニーもそれに合わせて新たなボディとなっている。

また先代まで存在していたバン仕様は廃止され全車乗用モデルとなり、幌モデルも廃止されるなど先代以上にオンロード性能を重視したモデルとなっている。

搭載されるエンジンも多くのバリエーションがあった先代とは異なり、K6A型のインタークーラー付ターボに集約。ミッションは5速MTと新採用となる電子制御4速ATとなった。

3代目にはマツダ版ジムニー「AZ-オフロード」も登場

そしてこの代からはマツダのオートザムブランドへ「オートザム AZオフロード」としてOEM供給を開始。基本的にジムニーと同様の改良がなされていたが、2014年に一足先に販売を終了した。

2000年9月には、ジムニー史上初の2WD車となる「ジムニーL」が登場。本格的なオフロード性能を求めないライト層を狙ったモデルで、翌2001年2月にはポップな外装で差別化を図った「ジムニーJ2」が登場している。

2004年10月にはマイナーチェンジが実施され、トランスファーの切り替えがレバー式からインパネに備わるスイッチ式へと変更され、ミッションのギア比も見直された。

普通車版、当初は「ジムニーワイド」でのちに「ジムニーシエラ」に

普通車版のジムニーは車名を「ジムニーワイド」に改め、軽自動車版が3代目になるより早い1998年1月に登場。軽版のジムニーのボディにオーバーフェンダーを装着してワイド化したもので、エンジンは先代のジムニーシエラから引き続きG13B型を搭載していた。

2000年4月にはエンジンをDOHC16バルブVVTエンジンのM13A型に換装。2002年1月には再び車名を「ジムニーシエラ」に変更している。

今なお納期1年待ち! 大人気の「4代目ジムニー」[2018~(現行型)]

2018年7月にはジムニー、ジムニーシエラともにフルモデルチェンジを実施。ラダーフレームやリジッド式サスペンション、パートタイム4WDといったジムニーの伝統は引き継ぎながら各部を大きくブラッシュアップ。

従来型での懸念材料でもあったオンロード性能も大きく向上し、ジムニーのユーザー層を大きく広げることに貢献した。その結果、注文が殺到し、現在でも納期が1年前後というのが悩みの種とも言えるだろう。

搭載されるエンジンはジムニーがR06A型インタークーラーターボ、ジムニーシエラがK15B型とどちらも一新され、先進安全装備である「デュアルセンサーブレーキサポート」も採用され、エアバッグも運転席と助手席だけでなく、フロントシートサイドとカーテンエアバッグが加わり、安全性能も大幅に強化されている。

このように、いつの時代も絶対的なオフロード性能を持ち合わせながら、時代の要求に合わせて進化を続けてきたジムニー。4代目となった現行型は登場から3年を迎える現在、マイナーチェンジなどは実施されていないが、今後どのような進化をしていくのか楽しみである。

[筆者:小鮒 康一/撮影:SUZUKI・MAZDA・MOTA編集部]

スズキ/ジムニー
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165.4万円200.2万円
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小鮒 康一
筆者小鮒 康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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