雨を味方に！ 愛車の美観を守るおすすめボディコーティング剤5選

ボディコーティングの効果とメリット

そもそもボディコーティングとは？

最近はコーティング剤にも実にさまざまな種類がありますが、ボディコーティングとはひとことで言えば、車のボディの表面に被膜を作ることで、汚れや劣化から塗装面を保護してくれるもののことです。その被膜の化学成分や厚みなどの違いによって、効果や性能にいろいろなバリエーションがあります。

雨の季節の前に施工したい！

さて、そんなボディコーティングの主な効果は、撥水や紫外線カット、排気ガスやホコリ、鉄粉や花粉を防ぐことなどが挙げられます。

特に雨が多い季節は水滴による水垢や雨ジミに加え、酸性雨などで白い水玉ができてしまうイオンデポジット、そして水滴がレンズ効果となりボディを焼いてしまうウォータースポットなどの被害が多くなってきます。

これらを防ぐためには、コロコロと水滴を弾く撥水や、あるいは水をなじませて流す親水や疎水といった効果のあるコーティング剤を使い、ボディに水を残さないようにするのが効果的です。

そして雨が過ぎればすぐに紫外線の季節。紫外線は人体だけでなく車のボディにとっても有害で、塗装表面の分子結合を破壊して劣化や色褪せを招きます。これを防ぐにはUVカット効果のあるコーティング剤を使いましょう。

愛車の価値を高めてくれる

ボディコーティングを施すメリットとして、塗装面を保護するとともにボディにツヤを出し、まるで新車のように車を美しく保てることが挙げられます。

さらに、ボディの美観は愛車の価値アップにもつながります。さまざまなボディコーティング剤をうまく活用することで、乗り始めから常に意識して美観を守りましょう。

用途に合わせて選びたいボディコーティングの種類

ボディコーティングの種類は、その成分によって大まかに3つに分けられます。

ワックス

ワックスは、車の塗装面を薄い膜で覆うことで、美しいツヤと光沢を出してくれます。特に高級品と言われるカルナバ蝋（ろう）を使ったものは、他のコーティングでは出せないような濡れたような深い艶を与えてくれます。

形状には固形、半ネリ、液体タイプがあり、こまめに塗ることでボディを保護する一定の効果も期待できます。

ただ持続期間はやや短く、その効果は長くても2週間ほど。また雨やホコリなどでワックス成分が劣化すると逆に汚れを招いてしまうことにもなるので、日頃のお手入れが欠かせません。

ポリマーコーティング

ポリマーコーティングは、フッ素やシリコンなどの高分子を含んだ成分が保護膜を形成し、ワックスよりも耐久性、耐熱性に優れています。

ワックスが塗装表面に乗っかっているだけなのに対して、ポリマーは表面のクリアー層と化学結合して結びついているため、持続期間は2～3ヶ月とやや長くなっています。

また、スプレータイプのものが多く、施工が簡単なのが嬉しいポイント。リーズナブルな商品が多いので、初心者にもおすすめです。

ガラスコーティング

ガラスコーティングは、二酸化ケイ素やシリカなどのガラス成分がクリアー層と化学結合し、強力なガラス被膜を形成してボディを汚れから守ってくれます。

その持続期間は1年以上と長く、耐久性、耐熱性はバツグン。汚れが付きにくくなるため水洗いの洗車だけでもさっと綺麗になり、美しいツヤが続くのも魅力です。

ただ、DIYで施工するにはコツが必要で、業者に頼むと数万円から数十万がかかることもあるため、なかなか気軽にはできないコーティングです。

おすすめボディコーティング剤5選

このようにさまざまな成分や種類があるボディコーティングですが、似たような商品がたくさんあってよく分からない、なかなか選びづらいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、MOTA編集部が厳選したおすすめのボディコーティング剤を5つご紹介します。

美しいツヤ重視のもの、撥水や親水効果で雨に強いもの、持続期間が長いものなどを揃えましたので、ぜひコーティング剤選びの参考になさってください。

シュアラスター マンハッタンゴールドワックス ジュニア M-03

シュアラスター マンハッタンゴールドワックスはラグジュアリーな固形タイプのワックスで、厳選された最上級のカルナバ蝋（ろう）を使用。ノーコンパウンドのためボディを傷つけることもなく、コーティング車に使えるのも嬉しいポイントです。

使い方は洗車後、水で絞ったスポンジでワックスをスタンプするようにボディに乗せ、縦横に塗り伸ばします。クロスで拭き取ったあと、さらに鏡面仕上げクロスで拭き上げれば、深みのある濡れたような美しい艶が出ますよ。

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クレ STONER ワックスコート スピードビード 1732

クレ STONER ワックスコート スピードビードはスプレー式の液体ワックスで、濡れたボディにも使用できるのが特徴。スプレーして拭き上げるだけという簡単施工なので初心者にもおすすめです。

撥水性ポリマーとカルナバワックス成分がボディの細かなキズを埋めてくれます。また表面の水滴がまとまって流れやすくなる疎水性コートで、雨の日でもボディに水が残りにくいのが特徴です。

固形ワックスほどではないですが、濡れたようなツヤが得られ、疎水効果も1ヶ月ほど持続。お手軽なスプレータイプながら、ワックスに近い仕上がりが期待できるアイテムです。

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シュアラスター ゼロドロップ[高撥水] 280ml S-113

シュアラスター ゼロドロップはカーワックスの老舗、シュアラスターの高撥水コーティング剤です。

洗車後、濡れたままでもスプレーでき、待ち時間なしでサッと拭き取るだけなのでムラも出来にくく作業は簡単。マイクロファイバークロスも付属しているので届いてすぐに施工でき、使えば使うほど効果がアップするのも嬉しいですね。

また、ナノ成分を配合した新開発のガラス系特殊シリコーンが塗装面の細かな溝を埋めてくれるため、高撥水の効果とともに、深いツヤが出るのも嬉しいポイントです。

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シュアラスター ゼロウォーター [親水] 280ml SurLuster S-108

シュアラスター ゼロウォーターは、コーティングの定番「ゼロシリーズ」の親水コーティング剤です。

親水タイプのため水弾きが弱く、水滴が広がって流れ落ちるので水引き効果で汚れがつきにくいのが特徴。撥水タイプの、キュッと丸まった水玉が転がる気持ちよさはありませんが、水滴のウォータースポットを防いでくれます。

また新開発のガラス系ナノコーティングで、きめ細かい被膜を作るためツヤ出し効果も期待できます。使い続けるほどツヤが深まるため、ぜひ洗車の度に使いたいアイテムです。

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ガラコート 硬化ガラスコーティング剤 【5年間ノーワックス ボディ専用 プロ仕様】

ガラコート 硬化ガラスコーティング剤は国産の高級ガラスコーティング剤で、5年間という長期間の持続力が特徴。ボディにガラス膜を形成し、最先端技術で被膜の硬さをコントロールすることで高寿命を実現しています。

スポンジやクロス、丁寧なマニュアルも付いているので、自宅でガラスコーティングに挑戦できる数少ないアイテムです。時間とコツが必要にはなりますが、高撥水で汚れや虫なども水洗いだけで落ちるようになり、日頃のお手入れがラクになりますよ。

細かい洗車キズを防ぐ効果もあり、美しいツヤとともにボディを守ってくれます。

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Amazon タイムセール

「Amazon タイムセール祭り」は、Amazonが開催するビッグセール。人気の商品が、お買得価格で登場。さらに数億種類の商品がポイントアップチャンスとなります。お得な価格で人気商品を数多く取り揃えている期間限定セールです。

今回は2021年5月23日（日）9:00～4月25日（火）23:59の期間開催されます。

※こちらで紹介している商品は、おすすめのコーティング剤・除去剤の一例です。Amazonでセール対象となっている商品とは限りません。

まとめ

今回は、ボディコーティングの効果や種類、そしておすすめのボディコーティング剤5つをご紹介しました。

ボディコーティングを行うことでさまざまな汚れから塗装面を守ることができますが、コーティング剤自体が劣化すると汚れの原因になってしまうので要注意。さらに、コーティングをするとバリアが張られたような気になって、洗車やメンテナンスをしなくてもいいような気になってしまいますが、それでは逆効果になってしまいます。

コーティングの効果を正しく理解すれば、日頃のお手入れをラクにしながら、車を汚れから守って美しく保つことができますよ。