贅沢の極み!?センチュリー、プレジデント、デボネア|日本が世界に誇るショーファーカー3選
- 筆者: MOTA編集部
ショーファーカーとは、専属の運転手のいる車のことで、オーナーは運転席ではなく後席に座る高級車のことを指します。室内は後席を基準に仕立て上げられ、一般的な乗用車にない装備が与えられているものもあります。今回は、日本を代表するショーファーカー、トヨタ センチュリー、日産 プレジデント、三菱 デボネアを見ていきましょう。
今でも販売中の最高峰ショーファーカー センチュリー
トヨタ最上級セダンであり、国産を代表するのショーファーカーであるセンチュリーのデビューは1967年。2020年現在でも販売が続いており、1世代のモデルサイクルが長いことでも知られています。
初代が1967年~1997年の約30年、2代目が1997年~2017年の約20年、3代目が2017年~発売中です。トヨタグループの創業者 豊田佐吉の生誕100周年、つまり、1世紀であることが車種名「センチュリー」の由来となっています。
見られる姿まで計算されて作られた後席まわり
トヨタ センチュリーの製造は量産車と一線を画しており、「センチュリー工房」と呼ばれる東富士工場で1台1台ほぼ手作業で仕上げられています。「几帳面」と呼ばれる寸分の狂いもない外装、居心地が良く快適な内装、唯一無二の上質な乗り心地などは熟練のクラフトマンの手によるものなのです。
そのすべてのこだわりは、ドライバーよりも後席に乗るVIPのため。後席の窓枠は、VIPが顔をのぞかせた際、まるで絵画の中にいるように見える工夫がされています。
トヨタ センチュリーの中古車相場
■中古車掲載台数:103台
■中古車相場:28万円~393万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月7日時点のデータ
45年間にわたりフラッグシップを勤めた日産 プレジデント
日産が誇るショーファーカーは、1965年~2010年まで4世代にわたり製造・販売されたプレジデント。国産乗用車最大のボディサイズと排気量を備えてデビューした初代、アメリカンスタイルとなった2代目、インフィニティ Q45よりも上級扱いになった3代目、シーマ(4代目)をベースとして後席の装備を充実させた4代目と、通算45年にわたり日産のフラッグシップを務めました。
後席でくつろげるリラックス機能を備えた後席
日産 プレジデントは、左側の後席の快適性をとことん追求した造りが特徴です。2代目では、世界初のリヤシート・エアサポート機構、助手席の背もたれ中央を倒し後席の足を伸ばすことができるリラックスシート、日本初のハロゲンランプを読書灯に採用。また、4代目は、バイブレーター付リラックスシート、後席テーブル、後席乗降グリップなどが装備されました。
日産 プレジデントの中古車相場
■中古車掲載台数:42台
■中古車相場:43万円~185万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月7日時点のデータ
三菱グループの重役専用車として活躍したデボネア
三菱 デボネアは、1964年~1999年まで製造・販売されていた三菱自動車の高級車で、三菱グループの重役の専用車として活躍。初代は1964年~1986年の約22年にわたり販売されていたことから「走るシーラカンス」と呼ばれていました。その後、2代目が1986年~1992年、3代目が1992年~1999年までと、短期間でモデルチェンジを行い、3世代35年にわたり三菱の上級高級車ポジションを守ってきたモデルです。
天然素材を使った選べるシート
3代目デボネアでは、電動助手席中折れシートと後席レッグサポート、メモリー付パワーリアシートなど、後席の快適性を重視した装備を設定。また、シートにウールベロア、ウールシルク、本革など、天然素材を使った生地も用意していました。
三菱 デボネアの中古車相場
■中古車掲載台数:14台
■中古車相場:70万円~100万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月7日時点のデータ
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