STAY HOMEはクルマ漫画三昧!「湾岸ミッドナイト」をイッキ読み!
- 筆者: 小鮒 康一
色々と自粛が叫ばれる現在の状況では、ストレスが溜まりがちですよね。こんなときは高速道路をかっ飛ばしてストレスを吹き飛ばしたい……と考える人がいるかもしれませんが、スピード違反はダメゼッタイ。ということで、脳内で300km/h超の世界に行ってみるのはいかがでしょうか? そこで今回は首都高を舞台としたクルマ漫画「湾岸ミッドナイト」をピックアップ!
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湾岸ミッドナイトとは・・・
湾岸ミッドナイトは1990年に楠みちはる氏が連載をスタートさせた作品で、2008年に一旦完結。単行本は全42巻がリリースされています。さらにその後、実質的な続編である「湾岸ミッドナイト C1ランナー」(2008~2012年)、「銀灰のスピードスター」(2014~2015年)が連載され、現在は「首都高SPL-銀灰のSPEEDSTER-」が連載中となっています。
続編シリーズは同じ時間軸で話が進んでいるものの、主人公が異なるため、今回は一番有名でもある第1作についておさらいしてみることにいたしましょう!
主人公は高校3年生の朝倉アキオ。当初はバイトで稼いだお金と親からの借金で買ったZ31フェアレディZに乗っていましたが、部品を調達するために向かった解体屋で初代(S30)フェアレディZの解体車を見つけたことからストーリーは動き始めます。
クルマ漫画ではありますが、チューニングやドライビングテクニックについての描写はそこまで多くなく、どちらかというと登場人物の内面を表すようなポエム的な表現が多く、クルマにそこまで詳しくない人でも感情移入しやすい作品と言えるかもしれません。
湾岸ミッドナイトの登場車種は?
アキオが乗るS30フェアレディZは、前述の通り解体屋でバラバラにされるのを待っていたところを救出したものでした。車検証上の元オーナーは主人公と同姓同名で、この車両で起こした事故により他界しており、その後3人のオーナーの元を渡り歩いたといういわく付きの車両だったのです(名義変更しないでクルマを乗ることは違法行為です)。
ドライバーを突然裏切ることから「悪魔のZ」と名付けられたS30Zは、ベースの2リッターのL20エンジンから2.8リッターのL28エンジンに載せ替えられ、さらに排気量を3.1リッターまで拡大。そこにTD06ツインターボを装着してMAX800馬力近くを叩き出すモンスターマシンです。物語の中で扱いやすさを重視したセッティングへ変更されピークパワーは下げられましたが、それでも500馬力というから恐ろしいですね。
そしてアキオのライバルであり、良き理解者でもある島が乗るのが、ブラックバードの異名で知られるポルシェ 911ターボ(964型)です。当初乗っていた930型から乗り換えた964型は700馬力を発生すると言われ、作中では事故をきっかけにレーシングカーでも知られるパイプフレーム化に着手。当然、その状態では継続車検を受けることができないので、車検満了で廃車にする覚悟で悪魔のZに挑むのでした。
この作品ではヒロイン的な存在であるモデルのレイナも首都高を走るランナーのひとり。彼女はR32スカイラインGT-Rに乗り、「本物のR乗り」と評されるほどの走りを見せます。当初ガンメタだったボディカラーは作中でクリスタルホワイトにオールペイントされ、より認知度を上げていきます。
このほか80スープラや、33、34スカイラインGT-R、RX-7(FC、FD)、ランサーエボリューションといった国産スポーツカーから、フェラーリ テスタロッサまで幅広い車種が登場する湾岸ミッドナイトですが、舞台が首都高ということもあって、大排気量、大パワーのクルマが中心で、ライトウェイトなホットハッチなどはほとんど登場しないのも作品の特徴と言えるかもしれません。
言うまでもなく現実世界での首都高では法令順守で安全運転がマストですが、漫画というフィクションの世界の中でのバトルを堪能してみてはいかがでしょうか。漫画でこの世界にハマったのであれば、続編はもちろん、アニメ、実写版、ゲームとさまざまなメディアでも湾岸ミッドナイトの世界を楽しむことができますよ。
▼湾岸ミッドナイトにも出てくる懐かしのあの車!
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