VR試乗ってなに? スバルが始めた“新時代”の試乗を体験してみた【未来モビリティ総研】

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スバルのHPを見ていたらがVRをはじめた! という情報が。どうやらスバルディーラーで、アイサイトの機能をVRで体験できるというものらしいが、はたして……。そこで編集部木村と野村で体験してみた。>>VRで体験できる機能はコチラ!

目次[開く][閉じる]
  1. そもそもアイサイトってなに?
  2. 一体VRでなにができるの?
  3. 高速の合流・追い越しなど超リアルっ!
  4. 日本全国で同じ条件でアイサイトを堪能できるのが◎

そもそもアイサイトってなに?

アイサイトとはご存知、“ぶつからないクルマ”というキャッチーなフレーズで一躍有名になったアレ。衝突被害軽減ブレーキと前車追従型クルーズコントロールが有名。

2017年には高速道路においてステアリングアシストを行なってくれるツーリングアシストなる機能もレヴォーグに追加されるなど、日々進化を続けている。ちなみに現在ではレヴォーグのほかに、インプレッサスポーツ(G4)、XVに搭載されている。そのアイサイトがVRで体験できるなんて……、と半信半疑のままスバル本社へと向かったのだ。

一体VRでなにができるの?

簡単にこのVRの説明をすると、車線中央維持機能や前車追従機能、渋滞時の支援のほかスバルリヤビークルディテクション、プリクラッシュブレーキとアイサイトの機能をすべて体感できるという。

所詮VRなんて実車にはかなわんだろと思うなかれ、スバルは本気なのだ。実は運転席用のほか、助手席用、さらには後部座席用とそれぞれの席から見える風景を再現しているのだ。なんともスバルらしい味付けだ。

加えて、実際のディーラーでは実車の試乗のように、お客さんとともにセールススタッフも同乗し、各機能の説明をしてくれるという。

高速の合流・追い越しなど超リアルっ!

前置きが長くなってしまったが、ここからが“試乗”レポート。編集・木村は運転席に、野村は助手席に座っていざスタート!

木村は人生初のVRということもあり大興奮のまま始まったのだが、まず驚くのがそのリアルさ。都内のインターから首都高に乗るのだが、周りの風景から他のクルマの挙動までホンモノ! 左右に首を振ると右にはトラック、左には乗用車とまるで自分が運転しているかのようなイメージ。木村はあまりのリアルさに、ついアクセルペダルに足を置いてしまうほど(笑)。

高速道路での安心感はピカイチ

映像のリアルさの話は置いておいて、本題のアイサイト体験はというと、これまたすごい! のひと言。ディーラーの試乗では体験できない高速道路の試乗が主なのだが、まずは料金所。先行車が突然の低速、そんな状況のなかアイサイトはしっかり減速してくれる。そこから本線まで急なRが続くのだが、ここではツーリングアシストのありがたみを痛感。ラインに沿ってしっかり舵を切ってくれる。

加速Gも再現できるればなおよい?!

本線に合流したら、サイドミラー周辺が点滅。そう、スバルリヤビークルディテクションだ。右に視線を送ると、サイドミラーには右後ろを走行中のXVがしっかり写っている、マジでリアルだ。どんどんXVが近づいてくるのだが、しっかりドライバーに伝えてくれる安心感が!

しばらく高速を走っていると、渋滞が。減速せずに走っていると、大きな警報とともに急ブレーキをかけてくれた。Gなどの再現はないが、しっかりとアイサイトの安心感を味わえるのだ。

日本全国で同じ条件でアイサイトを堪能できるのが◎

雪国など試乗が難しい地域などにおいても、同じ体験ができるのはお客さんにとって嬉しいポイント。気になった人は是非近くのスバルディーラーで体験してほしい。

来週は、このVR試乗の企画に携わった方にインタビューを敢行。なぜVRなのか? そもそもの狙いは? など気になることを丸裸に!

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MOTA編集部 木村 剛大
筆者MOTA編集部 木村 剛大

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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