カスタムするのが当たり前! 見た目も走りもイケてた90年代日産セダン3選
- 筆者: MOTA編集部
リム深なアルミホイールに砲弾型マフラー、さらにスポーティなエアロパーツ。90年代から2000年代初頭は、セダンであっても、思い思いのカスタムを楽しむ文化が花開いた時代でした。今回は、そんな時代に登場し、カスタムするのが当たり前だった日産のセダンを3車種ご紹介します。
バブル期を象徴するセダンがドリ車に?!初代セフィーロ
1988年に登場した初代セフィーロは、プラットフォームをR32スカイライン、C33ローレルと共有する4ドアセダン。キャッチコピー「くうねるあそぶ」のテレビCMが表すように、スポーティなスカイライン、高級路線のローレルに対し、個性的なスタイリッシュセダンというキャラクターが与えられていました。
エンジン、サスペンション、トランスミッション、内装、外装色など、好みに応じて選択できるセミオーダーシステム「セフィーロ・コーディネーション」を展開し、バブル期ならではの贅沢なパッケージングが特徴的です。
マニュアルトランスミッションにターボエンジンはドリフトにぴったり
セフィーロは、実用性に優れた4ドアセダンでありながら、R32スカイラインとプラットフォームを共有し、直列6気筒ターボエンジンを搭載するFRモデル。加えて、マニュアルトランスミッションも選択できたことから、2000年代の車好きからドリフトのベース車両として注目を集め、中古車市場で人気となりました。
日産 初代セフィーロの中古車相場
■中古車掲載台数:7台
■中古車相場:73万円~249万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年10月4日時点のデータ
「RB型」エンジンに後輪駆動を組み合わせた日産 C33ローレル
1989年に発売を開始した、通算6代目となるC33ローレル。ボディバリエーションは、4ドアハードトップのみで、歴代最後のセンターピラーレスハードトップです。
また、エッジが効いた伸びやかなスタイルが特徴で、エンジンは、直列6気筒の「RB型」を中心に、直列4気筒ガソリン、直列6気筒ディーゼルも展開していました。
ドリフト走行にも、VIPカーにも最適
C33ローレル(6代目)は、スタイリッシュなプロポーションと、ラグジュアリーな内装で、エアロパーツとローダウンを施した、いわゆるVIPカーカスタムが流行。また、R32型スカイラインにも採用されていた「RB型」エンジンを搭載し、後輪駆動を組み合わせていたため、VIPカーのような見た目のドリフト車両も存在していました。
日産 C33型ローレルの中古車相場
■中古車掲載台数:7台
■中古車相場:66.6万円~140万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年10月4日時点のデータ
VIPカスタムの王道 Y32セドリック/グロリア
まだバブル真っ只中であった1991年、8代目セドリック、9代目グロリアとしてデビューしたY32型。ボディタイプは、4ドアハードトップセダンのみで、走りのイメージが与えられたグランツーリスモには、特徴的な丸型4灯ヘッドライトが与えられました。
一見するとあまり見分けのつかない両者ですが、テールランプの並び(セドリックは一番下がウインカー、グロリアは一番上がウインカー)やエンブレムなどに若干の違いがあります。
ローダウンやエアロパーツなどのVIP系カスタムが流行
Y32セドリック/グロリアのカスタムは、VIP系カスタムが基本。ただ、先代のY31程ド派手なカスタムを施すユーザーは少数派で、ローダウンとアルミホイールのみを交換するなど、比較的ライトなカスタムが流行しました。
日産 Y32型セドリック/グロリアの中古車相場
■中古車掲載台数:13台(Y32セドリック/グロリア合計)
■中古車相場:40万円~129.8万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年10月4日時点のデータ
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