日産 GT-R specV 試乗レポート(4/4)
- 筆者： 岡本 幸一郎
- カメラマン：柴田 康年（編集部）
まさに「究極のGT-R」
このクルマをドライブして、先般ずいぶんよくなったと感じた2009年モデルが霞すんでしまったほど。このクルマは、「高性能の頂点」を楽しむという快感を存分に味わわせてくれた。
また、価格が上昇した分、いろいろなものが付いて走りがよくなったというのではなく、GT-Rというクルマの走りのチューニングについて、日産は新たに何かを掴んだようにも感じられた。
そしておそらく、スペックVに導入された改良点のいくつかは、いずれそう遠くない時期に、標準のGT-Rにも盛り込まれるはず。そう考えると、今、もし身近でGT-Rを買いたいという人がいたら、「もう少し待ったほうが賢明」とアドバイスしてしまうかもしれない。
そもそも、714万円の価格差をどうこうと考えてもしょうがない。上には上があって良いだろうし、上に行けば行くほど魅力度を増すというもの。「究極のGT-R」を欲する人にとって、スペックVのようなクルマが存在することを素晴らしいと感じる人もいると思う。
しかも、これほど早いタイミングで市販化されたのは、大いに歓迎したい。
日本のメーカーでこんなクルマを世に送り出すことができるのは、現時点では日産だけだろう。
ちなみにニュルブルクリンクでのタイムもさらに更新したとのこと。あらためて日産が成し遂げた偉大な仕事には感服の思いである。
愛車の売却を、もっと楽に！もっと高く！
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒？
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの？
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。
【PR】MOTAおすすめコンテンツ
ビデオ「ベストモータリング」の制作、雑誌編集者を経てモータージャーナリストに転身。新車誌、チューニングカー誌や各種専門誌にて原稿執筆の他、映像制作や携帯コンテンツなどのプロデュースまで各方面にて活動中。記事一覧を見る
MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。
