F1トルコGP:小林可夢偉が今季初ポイント獲得
F1第7戦 トルコGPの決勝レースが30日、インタンブールパーク・サーキットで開催され、小林可夢偉が今季初ポイントを獲得した。
10番グリッドからスタートした小林可夢偉は、序盤に順位を落とすものの粘り強い走りを続け、10位完走。今シーズン初ポイントを獲得した。
レースは、レッドブルとマクラーレンの4台が後続を大きく引き離す展開。しかし、41周目に1-2位を走行していたレッドブルがチームメイト同士で接触。マクラーレンのルイス・ハミルトンが1位、ジェンソン・バトンが2位に浮上し、そのままフィニッシュ。マクラーレンが1-2フィニッシュを達成した。
この結果により、マクラーレンはコンストラクターズランキングの首位に浮上した。
小林可夢偉
「今年初めて2台そろって完走でき、そして初ポイントを獲ることができて本当にうれしいです。スタートは路面が汚れている列からのでスタートでしたが、出足もよく、序盤のペースもよかったです。ソフトタイヤの最初のスティントを短くする難しいレース戦略をとったのは、僕たちのペースはハード側のタイヤの方がよかったからです。そのため10周目にピットインして、残りのレースを1セットで走り切ることにしました。レース終盤には右フロントタイヤのベルトが見えてきたので、とくにターン8など、とにかく気をつけて走りました。エイドリアン・スーティルに抜かれた時にそれほどディフェンスしなかったのもそのためです」
2010年 F1トルコGP 結果
1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
2位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
3位 マーク・ウェバー (レッドブル)
4位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)
5位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
6位 ロバート・クビサ (ルノー)
7位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
8位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
9位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
10位 小林可夢偉 (ザウバー)
11位 ペドロ・デ・ラ・ロサ (ザウバー)
12位 ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)
13位 ヴィタントニオ・リウッツィ (フォース・インディア)
14位 ルーベンス・バリチェロ (ウィリアムズ)
15位 ヴィタリー・ペトロフ (ルノー)
16位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
17位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ)
18位 ティモ・グロック (ヴァージン・レーシング)
19位 ルーカス・ディ・グラッシ (ヴァージン・レーシング)
20位 カルン・チャンドック (ヒスパニア・レーシング)
--位 ブルーノ・セナ (ヒスパニア・レーシング)
--位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
--位 ヘイキ・コバライネン (ロータス)
--位 ヤルノ・トゥルーリ (ロータス)
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