米国デジタルLiDARのパイオニア、Ouster社が日本市場展開に向け、日本語サイトを開設


デジタルLiDARのパイオニアであるOuster, Inc.(米国カリフォルニア州、よみ:オースター、NYSE証券コード:OUST)は、このたび日本語の公式ウェブサイトを開設し、自動車、スマートインフラ、ロボット、産業分野などにおいて、日本市場でのさらなる事業拡大を目指します。特許取得済みのOuster社独自のデジタルLiDAR技術は、故障しづらく、過酷な環境下でも高解像度な3D計測を行うことができ、世界中のあらゆるアプリーケーションで利用することができます。Ousterは現在、50カ国に600社以上の顧客を持ち、ニューヨーク証券取引所に上場しています。



日本語公式サイト: https://ouster.com/jp/

デジタルLiDARの特徴と優位性
LiDAR(よみ:ライダー)は、英語の "Light Detection And Ranging "の頭文字をとったもので、レーザーによって物体までの距離を正確に計測する装置です。複数の物体までの距離と密度を測定し、3Dマッピングや自動運転など様々なアプリケーションで活用されています。従来のLiDAR(アナログLiDAR)は、解像度に応じた大量のレーザー発信器と受信器からなる複雑なシステムで構成されており、生産時間、スペース、コスト、製品の信頼性・保守性に対して課題がありました。Ousterは2018年に同社初の特許取得済みデジタルLiDAR(OS1)をリリースしました。これは、従来のアナログLiDARで使用される数百から数千のセンサー部品を1つの半導体で実現したもので、解像度の向上や様々な視野角の製品を実現しています。また、センサーの小型化軽量化を実現しつつ、震動や衝撃などあらゆる環境下において、信頼性・保守性を高めると同時にコストダウンを可能にしています。なお、当社は50以上の特許取得と200以上の特許出願中、そして250の独占ライセンス特許を保有しています。


日本市場でのLiDAR活用を促進
当社は、これまでに1万個以上のOSセンサーを出荷し、現在、自動車、産業、スマートインフラ、ロボット産業など、世界中で約600社のお客様をサポートしています。日本は、世界有数の企業が数多く存在し、日本市場での展開は当社に取って欠かせないものです。2021年11月から日本顧客の専属担当セールスも設置しております。
日本語ウェブサイトの開設を機に、日本市場での提携・販売を強化するとともに、顧客やパートナーに対する迅速なサポートを提供します。すでに、日本の大手ディストリビューターである岡谷エレクトロニクス株式会社、PSYGIG株式会社、株式会社オーピーティーや、Kudan 株式会社などのシステムインテグレーターと協力し、業界を問わず様々なアプリケーションに対するソリューション提供を支援しています。
デジタルLiDAR製品群と幅広い利用用途

OusterのデジタルLiDARシステムは、VCSELレーザアレイ、デジタルレシーバSoC(ASIC)、特許取得のマイクロ光学系という3つの先端技術を統合しています。これにより、霧や雪、ちりなどの障害物がある厳しい環境かにおいても、生物・木・金属など物体の種類も含めて識別するポイントクラウドを出力します。また、IP68/69K準拠の耐水耐塵性を備えています。

OusterのOSシリーズLiDARは、数々のグローバル企業にマッピングや物体認識分野で採用されています。また、次世代自律型シャトルバス、倉庫の自動化、その他の物資運搬用途、高度道路交通システムにおける交差点の交通改善など、機能性、効率性、安全性を高めるために使用されています。

OS LiDAR シリーズの仕様




2025年までの自動車業界向け「真のソリッドステート」デジタルフラッシュ(DF) LiDARプラットフォーム



現在、自動車業界で採用されているLiDARは、基本的なソリッドステート型またはハイブリッド形式のプラットフォームが主流となっており、センサー内に可動部品を含んでいます。

2021年11月に発表した自動車向けの『DFシリーズ』は、完全なソリッドステート・デジタルLiDARであり、可動部が一切なく、最高クラスの信頼性・耐久性・低価格を実現しました。DFシリーズは短距離、中距離、長距離の製品群で構成され、ADASや自動運転の実現に必要なソリューションを提供します。

Ouster, Inc. について
Ousterは、自動車、産業、スマートインフラ、ロボット産業向けの特許取得済み高解像度デジタルLiDARの提供を通じて、より安全で持続可能な未来を構築しています。2015年に設立以来、CMOS半導体ベースの設計により、高性能、高信頼性、低価格のLiDARを実現しています。また、距離や視野角等の用途別に幅広い製品群を提供しています。当社のセンサーは、幅広い用途に対応する柔軟性を備え、産業界全体で革新的な自律制御のための計測を支援します。現在、約600社の顧客、50ヵ国以上に製品を提供しており、アメリカ、EU、アジア太平洋地域、中東にオフィスを構えています。

本社  :350 Treat Ave, San Francisco, CA 94110, United States
代表者 :CEO Angus Pacala(アンガス・パカラ)
設立  :2015年
証券コード:OUST(NYSE)
従業員数:約300人
URL : https://ouster.com/jp


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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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