発表済みだけどまだ展示車なし！ 新型レヴォーグは一体いつ納車される！？ スバルディーラーに聞いてみた
高度運転支援システム「アイサイトX」が話題のスバル 新型レヴォーグ。テレビCMも開始され、次の買い替え候補として検討している方も多いのではないだろうか。そんな大注目のレヴォーグだが、近所のディーラーに行っても試乗車はおろか、展示車すらないという事態が発生している。ところが2020年10月現在、まだ多くの店舗には展示車すら配備されていない状況だという。実際に展示車や試乗車はいつ配備されるのか、そして、購入した場合の納期はいつになるのだろうか。新型レヴォーグに関する様々な謎を解消すべく、実際にスバルの販売店にて聞き込みを行った。
発売前から注目を集めるスバル 新型レヴォーグ
スバル 新型レヴォーグは東京モーターショー2019でプロトタイプを発表し、2020年8月に先行予約を開始。そして、同年10月15日に成田空港の日本航空(JAL)整備場でのオンライン発表会にて正式発表された。
MOTAでもこれまで試乗レポートや解説などをお伝えしてきており、なんだかまだ販売されていないということに違和感を持っている方も少なくないかもしれない。
そんな新型レヴォーグだが、8月20日の先行予約開始から正式発表の前日となる10月14日までで、8290台の予約を集めており、その人気と注目度の高さを十分証明している。
展示車、試乗車、納期をスバルディーラーに聞いた
そんな注目度満点の新型レヴォーグの購入を考えている方も多いはずだが、試乗はおろか、実車を見ずに予約するような強者はそれほど多くないはずだ。
そこで、実際に展示車はいつ見られるのか、そして、購入した場合の納期についてスバルディーラーにて聞き込みを行った。
展示車は千葉県内にプロトタイプが1台のみ
千葉県内の中堅クラスのスバルディーラーを訪れたのは、正式発表から1週間が経った10月22日の土曜日。入店したのが午後2時頃ということもあり、それほど来客は多くない。
さっそく新型レヴォーグについて話を聞くと、前情報の通り、店舗にはカタログはあるものの展示車はなし。話をしてくれた営業マンによると、千葉県内に展示車として割り振られたのは1台のみ。しかも車体番号も付いていないプロトタイプで、各店舗を巡回しながら展示しているとのことだ。
試乗したい場合は事前に相談を！
試乗車に関しては、早くて11月26日頃に到着する予定で準備を進めているようだが、なんと、最新の情報ではさらに1週間遅れる可能性があるという連絡が工場から入っているとのこと。
また、訪れた店舗では、既に試乗車の問い合わせを相当数受けており、試乗車が納入された直後は、かなりの順番待ちが予想されるという。そのため、いち早く試乗したいという方は、ディーラーに連絡先を伝えておくなど、事前に相談しておいた方が良さそうだ。
納車は3ヶ月から4ヶ月待ちになる見通し
続いて納車時期についても聞いたところ、まだディーラーに配車される試乗車の予定が確定していないため、明確な納車時期は不明だという。ただ、8月の先行予約で既に予約したユーザーの場合は、試乗車が配車されるのと同時期に工場から出荷されるため、12月中には納車できるよう準備はしているとのことだ。
また、10月15日以降に注文した場合は来年2021年1月から2月。試乗車が各ディーラーに配車され、実際に納車が始まる11月後半に注文した場合、3月から4月の納車を見込んでいるという。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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