三菱 新型コンパクトSUV「エクリプスクロス」発売…すでに約5000台の予約受注

三菱自動車は、新型コンパクトSUVのエクリプスクロスを2018年3月1日から販売開始する。価格(消費税込)は253万2600円~309万5280円。

エクリプスクロスは、コンパクトSUVのRVRとミッドサイズSUVのアウトランダー/アウトランダーPHEVのクロスオーバーSUVラインアップに新たに加わる新型コンパクトSUV。

これまでにないスタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合し、行動意欲を掻き立てる個性的なデザイン、新たな楽しみへの閃きをもたらすコネクティビティ、四輪制御技術による安心して楽しめるドライビングフィールを特長としている。

エクリプスクロスは中期経営計画“DRIVE FOR GROWTH”を達成するためのグローバル戦略車で、すでに2017年10月に欧州、11月に豪州・ニュージーランド、アセアン地域、2018年1月に北米に向けて出荷しており、最終的に約80ヶ国へ展開する。

国内では2017年12月22日から予約注文を受け付けており、2018年2月末時点で約5000台の予約を受けている。

なお、エクリプスクロスは岡崎製作所(愛知県岡崎市)で生産される。

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行動意欲を掻き立てる個性的なデザイン

高いヒップポイントによる見晴らしのよさやルーミーな室内空間といったSUVとしての機能性を一切妥協せず、都市に際立つダイナミックで存在感のあるクーペスタイルを実現。SUVにこだわりを持つ三菱自動車らしいクーペSUVとした。

新型エクリプスクロスは、力強いパフォーマンスと人とクルマを守る安心感を表現した「ダイナミックシールド」フロントデザインコンセプトを更に進化させた。薄くてシャープなLEDヘッドライトとLEDデイライトをフロントフェイス上部に配置し、ターンランプとフォグランプを下部に配置することで、より精悍なイメージを表現するとともに、ターンランプの視認性の向上を図った。

ベルトラインや彫刻的なキャラクターラインによるウェッジシェイプ(前傾姿勢)、前傾したリアウインドウ、テールゲートを直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めたリアエンド、アスリートを彷彿とさせる大きく張り出した筋肉質な前後のフェンダーにより、シャープでダイナミックな表情を見せる。

ワイドなリアランプを高い位置に配し、リアウインドウを上下に二分することによって、立体的で個性的なリアスタイルとした。また、チューブ式LEDテールランプと中央のハイマウントストップランプが同一直線上で発光することによって、幅広さと安定感を表現している。

ボディカラーは、レッドダイヤモンドとブロンズメタリックを新たに開発。

さらに、ホワイトパール、ライトニングブルーマイカ、ブラックマイカ、レッドメタリック、チタニウムグレーメタリック、スターリングシルバーメタリックを加えた全8色を設定した。

インテリアは、ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾によって、スポーティでありながら上質な室内空間とした。

また、薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]、タッチパッドコントローラー、ヘッドアップディスプレイを搭載することで、運転席の先進感を高めている。

さらに、スタイリッシュなクーペSUVフォルムを損なうことなく居住空間と荷室の実用性を確保するため、6:4分割のリアシートに200mmのロングスライド&9段階リクライニング機構を採用した。後席乗員の広いレッグスペースを確保するとともに、後端を落とし込んだルーフラインでありながら、十分なヘッドクリアランスを確保した。

新たな楽しみへの閃きをもたらすコネクティビティ

ディスプレイオーディオにスマートフォンとの連携機能を追加したスマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]、タッチパッドコントローラーを最上級グレード「G Plus Package」に標準装備した。

スマートフォン連携ディスプレイオーディオは、Apple CarPlayに対応。Siriやタッチスクリーンで行き先を調べる、電話をかける、メッセージを送受信する、音楽を聴くなど、運転に集中したまま全てを操作できる。さらに、高度な音声認識でGoogleマップなど、各種アプリの操作が可能なAndroid Autoにも対応している。

タッチパッドコントローラーをセンターコンソールに配置することで、走行中でも姿勢を変えず、簡単にスマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]を操作することができる。タッチパッドコントローラーは、ラジオなどのオーディオ機能の操作や、Apple CarPlayの操作に対応している。

さらに、速度や予防安全装備からの情報等を表示するヘッドアップディスプレイを採用することで、少ない視線移動で的確に情報を認識できる。

四輪制御技術による安心して楽しめるドライビングフィール

4WD車に、アクセル開度や車速、車両の走行条件などから、後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分する電子制御4WDシステムを搭載。これにAYCブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC」を採用し、ドライバーの操作に忠実な車両挙動を実現した。走行モードは「AUTO」「SNOW」「GRAVEL」の3つを設定し、センターコンソールに配置したドライブモードセレクターで選択できる。

また、ボディのフロント部を3点式のストラットタワーバーで補強し、リア周りを中心に構造用接着剤の塗布によって高剛性化したボディや、細部にわたり最適化を図ったサスペンションなどと相まって、意のままの操縦性と卓越した安定性を実現している。

エンジンは、新開発の1.5リッターダウンサイジング直噴ガソリンターボエンジンを採用。運転状態により筒内噴射と吸気ポート噴射をきめ細かく制御することで、優れた燃費性能とクリーンな排出ガス特性を実現した。また、過給機エンジンのため、排気量は1.5リッターでありながら従来型の2.4リッター自然吸気エンジンを凌ぐ中低速トルクを発揮。排気マニフォールド一体型シリンダーヘッド、吸排気MIVEC、電動ウエストゲートアクチュエーター付小型ターボチャージャーにより、レスポンスを向上させている。

トランスミッションには、8速スポーツモード付のINVECS-III CVTを採用。8速スポーツモードは、各段をクロスレシオとしながらワイドなギアレシオとすることによって、エンジン性能を最大限に引き出す。また、ステップアップシフト制御を採用することで、CVT特有の回転が先行するような吹け上がり感を低減し、ダイレクトで力強い加速感を実現している。

前後のオーバーハングを切り詰めタイヤを四隅に配置。クーペフォルムでありながら十分なアプローチアングルおよびディパーチャーアングル、最低地上高を確保することで、SUVとしての確かな走破性を実現している。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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