【MotoGP フランスGP】スズキ、2008年以来の表彰台を獲得!ビニャーレスが3位フィニッシュ!

【スズキ レースレポート】

MotoGP 第5戦 フランスGP/スズキ

MotoGP 第5戦フランスGP決勝レースが5月8日、ル・マン・サーキットで行われ、チームスズキエクスターのマーベリック・ビニャーレス選手が、MotoGPクラスでの初の表彰台を獲得した。

そしてこの3位表彰台は、同時にスズキのMotoGPプロジェクト復活以来の初表彰台でもあり、スズキMotoGPにとっては2008年以来の表彰台となった。チームメイトのアレイシ・エスパルガロ選手も、レース中盤まで力強い走りを見せるも、フロントタイヤのグリップダウンにより、6位でのフィニッシュとなった。

フォトギャラリー

MotoGP 第5戦 フランスGP(決勝)/スズキ

8番手グリッドからスタートしたビニャーレス選手は、レース序盤、チームメイトのエスパルガロ選手と激しい争いを繰り広げ、レース周回数が残り12周となったところで3位に浮上。そしてそのままGSX-RRを初表彰台へと導いた。

スズキにとっては、2008年チェコGP、ロリス・カピロッシ選手以来の待ちに待った表彰台。予選ではセットアップに苦しんだビニャーレス選手だが、チームの努力により決勝日朝のウォームアップでのセットアップを変更し、決勝ではいつものフィーリングを取り戻して、コンスタントなラップタイムと冷静な走りで3位でチェッカーを受けた。

スズキMotoGP復活プロジェクトの、最初の歴史的瞬間となった。ル・マンサーキットは、クリス・バーミューレン選手が、2007年にSuzuki MotoGPで最後の優勝を記録しているサーキットでもある。

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▼各コメント

マーベリック・ビニャーレス選手

MotoGP 第5戦 フランスGP/スズキ
MotoGP 第5戦 フランスGP(決勝)/スズキ

「ル・マンは2011年に最初の世界選手権優勝を揚げたサーキットでもあり、今日はMotoGPで初表彰台を獲得でき、自分にとってはとても相性の良いサーキットだと思う。好きなサーキットだけに、この週末、予選までにセットアップがうまく決まらなかったことに焦りがあったが、チームスタッフとスズキエンジニア達が最後まで諦めずに頑張ってくれたお陰で、スズキMotoGP復活プロジェクトの初表彰台を獲得することができ、本当に嬉しい。チーム皆に感謝の気持ちを伝えたい。」

アレイシ・エスパルガロ選手

MotoGP 第5戦 フランスGP/スズキ
MotoGP 第5戦 フランスGP/スズキ

「レース結果には残念だが、この週末の流れや、自分たちの行ってきた仕事に関しては満足しているし、ポジティブな気持ちだ。レース序盤から中盤にかけてはペースも良かったのだが、突然フロントタイヤに不具合を感じ、そこから先はペースを保つことができなかった。ピットボードを見ながら前後とのギャップを計算して走行を続けたが、あの状況下では、リスクを負わずに、ポイントを獲得することを選択するしかなかった。チームスタッフは素晴らしい仕事をしてくれているし、今日のマーベリックの表彰台がそれを証明してくれたと思う。」

河内 健 テクニカルマネージャー

MotoGP 第5戦 フランスGP(決勝)/スズキ

「今日は、表彰台を獲得できたことを素直に喜びたいと思う。昨日の予選結果後には、想像もしなかった結果だった。昨日の予選では、ふたりとも大きな問題を抱えていたので、今朝のウォームアップでかなり大きな変更を試みたのが功を奏した。特にマーベリックには有効に機能したようだ。決勝中、何台かの転倒があり、それに助けられた部分はあるものの、ライダーもチームも全力を尽くして得た結果なので、皆に感謝したい。しかしながらこれはまだ我々のプロジェクトのファーストステップに過ぎず、これからさらに努力を続け、1日も早く、表彰台のトップに立ちたいと思っている。まずは、ここに至るまでにご協力いただいた全ての皆様にお礼の気持ちを伝えたい。」

リザルト

(1)#99 J.ロレンソ (ヤマハ)

(2)#46 V.ロッシ (ヤマハ)

(3)#25 M.ビニャーレス (スズキ)

(4)#26 ダニ・ペドロサ (ホンダ)

(5)#44 P.エスパルガロ (ヤマハ)

(6)#41 A.エスパルガロ (スズキ)

(7)#9 D.ペトルッチ (ドゥカティ)

(8)#8 H.バルベラ (ドゥカティ)

(9)#19 A.バウティスタ (アプリリア)

(10)#6 S.ブラドル (アプリリア)

(11)#50 E.ラバティ (ドゥカティ)

(12)#76 L.バズ (ドゥカティ)

(13)#93 マルク・マルケス (ホンダ)

(RT)#38 B.スミス (ヤマハ)

(RT)#43 ジャック・ミラー (ホンダ)

(RT)#4 A.ドヴィツィオーゾ (ドゥカティ)

(RT)#29 A.イアンノーネ (ドゥカティ)

(RT)#53 ティト・ラバト (ホンダ)

(RT)#35 カル・クラッチロー (ホンダ)

(RT)#68 Y.ヘルナンデス (ドゥカティ)

(RT)#45 S.レディング (ドゥカティ)

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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