東洋ゴム、Mクラスミニバン専用タイヤ「TRANPATH ML」を発売
東洋ゴム工業は、ミニバン専用タイヤとして展開している「TRANPATH(トランパス)」シリーズの新商品として、ミニバンタイヤに求められるしっかりした走行安定性と耐摩耗性能、そして低燃費性能をあわせ持つ「TRANPATH ML(トランパス エムエル)」を2014年6月1日より発売すると発表した。 (サイズは17サイズ、いずれもオープン価格)
1995年にミニバン専用タイヤである「TRANPATH」シリーズを日本国内で発売して以来、車両トレンドやドライバーの充足変化を捉え、詳細な市場分析を続けながら、ラグジュアリーミニバン用、軽自動車用などの新カテゴリーも創出してきた。
近年のミニバン市場においては、力強い外装と高級感ある内装を持つミドルクラスミニバンの上級グレードが多くの支持を集めていることに着目し、ミドルクラスミニバンをターゲットとしたTRANPATHシリーズの新商品「TRANPATH ML」を発売する。
「TRANPATH ML」は、トランパスシリーズの22年間にわたる技術蓄積を踏襲進化させ、ミドルクラスミニバンに相応しいパターンデザインとタイヤ性能を備えており、使用するゴム材料開発には、独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノ バランス テクノロジー)」を駆使している。ナノレベルで素材設計と加工の最適化を行ない、ロングライフを実現する耐摩耗性能は確保しながら、国内タイヤラベリング制度における転がり抵抗性能「AA」グレード、ウェットグリップ性能「b」グレードを獲得した。
トレッドデザインは、力強い外装を持つミドルクラスミニバンにマッチする、鋭角的でシャープなデザインとし、タイヤの一部だけが摩耗する、偏摩耗の抑制に寄与する非対称パターンデザインを採用。重心が高く車重のあるミニバンを支えるしっかり感を追求するため、パターン設計と構造設計の最適化で横方向への剛性を確保し、国内タイヤラベリング制度では上記グレードを獲得しながらも、フラつきを軽減させた安定感ある走行を実現した。
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