ルノー「カングー」生産100万台達成!…記念すべき100万台目は日本へ出荷
ルノーは、「カングー」の生産が100万台を達成したことを発表した。記念すべき100万台目のカングーは、日本に出荷される。
◆あらゆる要望に応えるカングー
ルノーのモブージュ工場で、100万台目のカングーが生産された。初代モデルが1998年に製造開始され、2007年にモデルチェンジし2世代目となっている。現在は、乗用モデルと商用モデルが生産され、商用モデルには3つの異なるボディサイズ(カングーコンパクト、カングーエクスプレス、カングーマキシ)と、電気自動車のカングーZ.Eがラインナップされている。
2015年の生産割合は、商用モデルが64%、乗用モデルが36%、そして全体の90%がディーゼルエンジン、7%がガソリンエンジン、3%が電気モーターのモデルとなっている。
ルノーモブージュ工場の工場長、ホセ・マルタン・ヴェガ氏は「カングーは引き続き、すべての市場において、商用および個人のお客様に幅広くアピールを続けて行きます。私たちは、工場をあげてこの100万台目生産記念を祝っており、100万台達成は品質およびリードタイムの両方において、お客様の期待に応えられている証拠です」とコメントした。
◆100%フランス製
ルノーの小型商用車はすべてフランスで製造されている。トラフィックおよびマスターはそれぞれ、ルノーのサンドゥビル工場とバチイイ工場で製造されており、ルノーのフランスにある生産拠点のノウハウと競争力を示している。
また、モブージュ工場では、ルノーと提携しているダイムラー用にシタンも生産している。
◆世界的な成功
100万台目となるエトワール・ブルーのカングーは、日本で販売される予定。
カングーの三大市場はフランス、スペイン、ドイツだが、近年日本でもその人気は高まっている。2015年には1,679台のセールスを記録し、ルノーの日本における総販売台数の3分の1を占めている。現在、日本で販売されているのは乗用モデルのみだが、2002年に日本で発売されて以来、国内のカングーファンは増加している。
また、日本のユーザーにカングーの更なる魅力をアピールするために、特別なボディカラーを施した限定版を毎年発表。カングーは、日本で非常に高い人気を博しており、カングーオーナーが富士山麓に集う「カングー・ジャンボリー」が毎年開催されている。
7回目の開催となった昨年は、1,000台以上のカングーが集結。5月15日に開催される2016年のジャンボリーも、ユニークで忘れられないイベントとなるだろう。
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