VW、ゴルフトゥーランが2015年Euro NCAPで「クラス No.1」の評価を獲得
コンパクトMPVクラスで最優秀車の評価を獲得
独フォルクスワーゲンは、新型「ゴルフトゥーラン」が、Euro NCAP(European New Car Assessment Programme)の「コンパクト MPV」クラスにおいて、2015年度で最も耐衝突性能に優れたクルマの1台として認められた。
2015年9月、新型「ゴルフトゥーラン」はEuro NCAPによる一連の厳しい試験に合格し、最高評価の5つ星を獲得した。
この評価は、大人および子供の乗員保護、歩行者保護、ドライバーアシスタンスシステムの計4項目で行われ、試験内容は固い障害物への正面衝突という試験項目の導入などによって、乗員保護性能の重要性が相対的に高まりより一層厳しくなった。
最適化されたボディ構造、カウンターステアアシスタンスを備えたエレクトロニックスタビリティコントロール(ESC)、ABS、衝突後の自動ブレーキ(ポストコリジョンブレーキシステム)などの標準化されたシステムによって、新型 「ゴルフトゥーラン」は欧州で「最も安全なクルマの1台」として認められた。
また、標準装備された衝突前の乗員保護システム(プロアクティブ・オキュパント・プロテクション)も、 高評価を得た点の一つ。このシステムは、衝突を予見して作動し、予防処置を適切にとる事で被害を軽減するもので、シートベルトを緩みなく締め上げるほか、車両が横滑りする危険性を検知すると、開いていた窓やサンルーフを自動的に閉じるというもの。
これにより、エアバッグ(フロントとサイドエアバッグ)の乗員保護効果を最適化された。
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