ブリヂストン、世界初・路面状態判別技術の実用化に成功

ブリヂストンのタイヤセンシング技術
ブリヂストンのタイヤセンシング技術路面状態判別技術のシステム

ブリヂストンは11月25日(水)、路面と唯一接しているタイヤから接地面の情報を収集、解析し、路面情報やタイヤの状態を把握することで、ユーザーに新たな価値を提供する同社センシング技術「CAIS」コンセプトに基づく路面状態判別技術の実用化に成功したと発表した。

このようなタイヤセンシング技術の実用化は世界初となる。

ブリヂストンのタイヤによる路面状態判別技術は、降雪などによる路面状態の急激な変化をリアルタイムに感知することが可能で、刻々と変わる路面状態を車載解析装置によって、7つの区分に判別。路面状態の判別結果は車内ディスプレイを介して、ドライバーへタイムリーに伝達することで安全運転を支援する。

同社は、2011年11月からネクスコ・エンジニアリング北海道と共同で本技術の試験を進めており、今回該社とライセンス契約を締結した。「CAIS」を使用することで、夜間など視界の悪い状況でも、走行しながら路面状態を的確に把握することが可能となる。また、これらの路面情報を道路管理事務所がリアルタイムに共有することにより、更に効率的、かつ効果的な雪氷対策作業が可能となる。

ブリヂストンではこれにより、将来的には危険な路面状態を事前に察知しドライバーへ注意喚起を行うことや、より高度な車両制御技術への適用により、ユーザーの安心・安全に貢献できるものと考えており、更には、将来普及が考えられる複数車両間通信による路面情報の共有化についても検討し、車社会の安全を側面から支援していく構え。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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