フィアット クライスラー ジャパン、社名の変更を発表「FCA ジャパン」に
フィアット クライスラー ジャパンは、2015年1月1日、社名を「FCA ジャパン株式会社」(英語名:FCA Japan Ltd.)に変更したことを発表した。
2012年7月、フィアット グループ オートモービルズ ジャパン株式会社およびクライスラー日本株式会社は、両法人格をそれぞれ存続させた上で「フィアット クライスラー ジャパン」を創設。今回、両法人格を統合し、社名変更に至った。これまで用いてきた通称「フィアット クライスラー ジャパン」は、今後「FCA ジャパ ン株式会社」もしくは「FCAJ」に統一される。
フィアットとクライスラーの関係
2014年1月21日、伊フィアットS.p.A.は米クライスラーグループLLCの全株式の取得を完了、クライスラーグループはフィアットの完全子会社となり、同年1月29日「Fiat Chrysler Automobiles(FCA)」が設立された。2014年10月12日、「FCA」はフィアット クライスラー グループの持ち株会社となり、翌日10月13日、ニューヨーク証券取引所への上場を果たした。
フィアットとクライスラーは、単なる2つの組織の集合体を超え、共通のビジョンとグローバルな展開力をもつひとつのグループとしての新たなコーポレートアイデンティティのもと、次のフェーズに進む。
FCAの3文字は、自動車の設計における基本形状がインスピレーションとなった
「FCA」は、歴史や背景を断ち切ることなく、同時に未来を見据え、理解しやすく、覚えやすい、グローバルなビジネス展開をする同グループにふさわしい名称である。
ロゴの3つの文字は、自動車の設計における基本形状がインスピレーションとなっている。「F」は正方形をもとに具体性と堅実さ、「C」は円をもとに車輪とその動作を表すとともに調和と継続の象徴、そして「A」は三角形をもとにエネルギーと絶え間ない進化を表している。
なお、今回の社名変更に伴い、FCAジャパン株式会社の正規販売チャネルである「フィアット/アルファロメオ」、「アバルト」、および「クライスラー/ジープ」3チャネルの車両/部品の販売及びアフターセールス・サービスは、従来からの変更なく継続となる。
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