三菱自、ジュネーブモーターショー2013にて「MITSUBISHI Concept GR-HEV」「MITSUBISHI Concept CA-MiEV」を世界初公開

三菱自動車は2013年3月5日~17日まで、スイス・ジュネーブで開催される第83回ジュネーブ国際自動車ショーに、同社独自の次世代先進技術「@earth TECHNOLOGY(アット・アース・テクノロジー)」を具現化した2台のコンセプトカー、「MITSUBISHI Concept GR-HEV(コンセプト・ジーアール・エイチイーブイ)」と「MITSUBISHI Concept CA-MiEV(コンセプト・シーエー・ミーブ)」を参考出品として世界初披露する。

さらに、本年2月から欧州市場に順次投入を開始した新型「スペーススター」(日本名「ミラージュ」)、同じく7月から投入を予定している新型「アウトランダーPHEV」など、合計15台を出品する。

三菱自動車は、『地球を走る。地球と生きる。』をテーマに、地球環境に配慮しながら、地球上のさまざまな地域のお客様に走る歓びを提供するという想いをコミュニケーションワード「Drive@earth」に込め、“環境への貢献”、“走る歓び”、“確かな安心”を追求したクルマづくりを推進してきた。

「@earth TECHNOLOGY」とは、EVやPHEVなどの電動車両技術、低燃費車やクリーンディーゼル車などの燃費向上技術による“環境への貢献”、意のままの走りと優れた走行安定性を両立させる車両運動統合制御「S-AWC(Super All Wheel Control)」や三菱自動車伝統の4WD技術などの“走る歓び”、安全で快適なドライブをサポートする先進の予防安全技術「e-Assist(イーアシスト)」や衝突安全強化ボディ「RISE」などの“確かな安心”を柱とした、「Drive@earth」を具現化する次世代先進技術の総称で、今後世界各国で展開していく。

MITSUBISHI Concept GR-HEV

MITSUBISHI Concept GR-HEV

「MITSUBISHI Concept GR-HEV」は、トライトンで好評のセダンやSUV並みの快適性とピックアップトラックの機能を併せ持ったスポーツ・ユーティリティ・トラック(SUT)のコンセプトをベースとし、環境性能と走行性能を更に進化させたコンセプトカー。

エクステリアデザインは、従来のピックアップトラックとは一線を画す、しなやかさと力強さを兼ね備えたスタイリッシュなフォルムとされた。レジャーに仕事にアクティブなライフスタイルを実現するピックアップトラックとしての機能性を損なうことなく、優れた空力特性を実現している。

また、ダイヤモンドをイメージしたDRL及びLEDヘッドランプシステム、LEDリヤコンビランプシステムにより高品質感を演出。さらに、スタイリッシュなフォルムにアルミ素材のプロテクトパーツを一体化し、機能性の演出とともに安心感を与えるデザインとしている。

パワートレインには、FRベースのディーゼルハイブリッドシステムを採用。力強い動力性能と優れた環境性能を両立する2.5Lクリーンディーゼルエンジン、高性能モーターとバッテリーを組み合わせた1モーター式HEVシステムにより、走行時のCO2排出量を140g/㎞台に抑え、クラストップレベルの高い環境性能を実現している。

ドライブトレインには、低燃費走行を可能にするモードから悪路走破性を重視するモードまで、ドライバーの選択に応じて4つのモード(2H、4H、4HL、4LL)が選択可能な「スーパーセレクト4WD」と、4輪の駆動力と制動力を高度に制御し、様々な走行状況でドライバーの操作に忠実な車両挙動を実現する「S-AWC(Super All Wheel Control)」を組み合わせた次世代4WDシステムを採用。

さらに、応答性に優れたモーターの駆動トルク制御を組み合わせることで、卓越した走破性とドライバーの操作に忠実なハンドリングを両立している。

また、AC給電装置を装備することにより、発電機等の積載を不要とするなど、レジャーや仕事での使い勝手を一段と向上させた他、先進の予防安全技術「e-Assist」を採用することで、高い安全性能を実現している。

MITSUBISHI Concept CA-MiEV

MITSUBISHI Concept CA-MiEV

「MITSUBISHI Concept CA-MiEV」は、2009年に世界に先駆けて量産型電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を発売した三菱自動車が提案する、将来のEVを想定したコンセプトカー。

エクステリアデザインは、先進かつ高度な次世代EV技術に相応しい、輝きを放ちながら未来に向かって走り出すアスリートをイメージし、しなやかで躍動感のあるフォルムとされた。ダイヤモンドカットをモチーフとしたヘッドランプ及びリヤコンビランプは精緻で深みのある表情を生み出す。また、ホイールのスポークにもダイヤモンドカットを刻み、走り出す瞬間から輝きを増す先進感を表現している。

EVシステムは、モーター・インバーター・充電器を一体化して電気ロスを低減する軽量タイプのEVコンポーネント、エネルギー回収効率を向上させたフル協調回生ブレーキ、手軽に充電が可能な磁界共鳴式非接触充電装置で構成する高効率EVシステムとし、大容量28kWhを実現する高エネルギー密度バッテリーの採用、徹底したボディの軽量化と空力性能向上を合わせ、航続可能距離300㎞を実現。

また、スマートフォンやタブレット端末などと連動する空調および充放電管理リモートコントロール機能や、車両盗難時などにGPSで車両位置を捕捉するリモートトラッキング機能、走行環境に適応したECO運転アドバイス機能などにより利便性を高めるとともに、『MITSUBISHI Concept GR-HEV』同様、先進の予防安全技術「e-Assist」により安全・安心なEVライフを実現している。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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