2021年夏にもデビューのカローラクロス、内装はどうなる? 新型カローラクロスの魅力は頭上空間の余裕にあり!

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コンパクトSUVが大人気の昨今、大本命との呼び声も高い「トヨタ 新型カローラクロス」がいよいよ日本へも2021年夏頃にやって来る見込みだ。既に海外では発売を開始しているカローラクロス、他のカローラシリーズに比べ室内頭上の空間に余裕がありそうだ。今回は内装について写真とともに解説しよう。

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目次[開く][閉じる]
  1. 2020年7月に世界デビューを果たした「カローラクロス」が2021年夏にも日本導入か 日本仕様はタイからの輸入車となる見込み
  2. カローラクロスのホイールベース(前後車軸間の距離)はカローラファミリー共通で足元の広さは同等だが、頭上空間は余裕たっぷり!
  3. カローラクロスが控えていたからこそ、カローラツーリングは実用性よりもデザイン性を重視できた!?

2020年7月に世界デビューを果たした「カローラクロス」が2021年夏にも日本導入か 日本仕様はタイからの輸入車となる見込み

SUV攻勢が続くトヨタのSUVラインナップにまた新たなモデルが導入される。名前は「カローラクロス」。その名の通り、トヨタの代表的ブランドのひとつ“カローラ”シリーズに参入するニューモデルとなる。

カローラクロスは2020年7月にタイで世界デビュー。北米など世界でも販売が始まっており、日本への早期導入が待たれていた。トヨタからの正式発表はまだないが、いよいよ2021年夏にも日本市場への導入が始まりそうだ。日本仕様はタイからの輸入モデルとなる見込みである。

カローラクロスのホイールベース(前後車軸間の距離)はカローラファミリー共通で足元の広さは同等だが、頭上空間は余裕たっぷり!

まずは写真を見て欲しい。上の画像はタイで先行発表された「トヨタ 新型カローラクロス」の室内だ。ゆとりのありそうな室内空間が写真からも伝わってくる。

車名の通り、ベースはトヨタ カローラシリーズ。日本でも売られているカローラツーリングなどと共通のTNGAプラットフォーム「GA-Cプラットフォーム」を用いている。

荷室が広くキャラが近そうなステーションワゴン「カローラツーリング」と比較してみる

日本仕様のカローラツーリングは世界仕様に比べ若干ボディサイズを縮小しているが、ボディサイズは全長4495mm×全幅1745mm×全高1460mm、ホイールベース2640mm。

カローラクロス(タイ仕様)の寸法は全長4460mm×全幅1825mm×全高1620mm、ホイールベース2640mm。

カローラツーリングに比べ全長は短く全幅は広め。ホイールベース(前輪と後輪の車軸間の距離)は共通だ。

写真の角度や内装色、素材などがそれぞれ異なるので少し分かりづらいが、ディテールを見比べてみると室内の雰囲気は2台とも似通っていることがわかる。

カローラクロスとカローラツーリングでは、全高が160mmほど異なる。ただし路面と車体の間隔(最低地上高)も異なり、おそらくカローラクロスのほうが30~40mm程度リフトアップしていることから、実質的な差は130mm前後といったところ。足元空間は(写真で見る限り)変わりなさそうに見えるので、2台の違い、特に後席の空間を比べると、頭上の高さが大きく異なることが見えてくる。

カローラクロスが控えていたからこそ、カローラツーリングは実用性よりもデザイン性を重視できた!?

カローラクロスとカローラツーリングの外観を見比べてみても、ストレートな形状のカローラクロスに対し、カローラツーリングは後方に向かってなだらかな傾斜をしているのがわかる。全高やデザインの違いによる頭上高の余裕の差は、こうして外観からもある程度想像がつく。

逆に言えば、新型カローラクロス(おそらく同時に開発が進んでいたはずだ)の存在があったからこそ、カローラツーリングは機能的な要件(後席や荷室の広さ)よりもスタイリッシュなデザインを重視できた、という側面もあるだろう。

カローラツーリングでは荷室や室内の広さに物足りなさを感じていたユーザーにとっても、2021年夏にも国内導入が期待される新型カローラクロスは、楽しみな1台となりそうだ。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル]

トヨタ/カローラクロス
トヨタ カローラクロスカタログを見る
新車価格:
218.4万円345.9万円
中古価格:
227.6万円441.8万円

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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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