ホンダ CR-Z 実燃費レビュー【一般道編】(2/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
インサイトと異なり操る感覚がとても楽しいクルマ
CR-Zは、インサイトが搭載しているホンダ流のハイブリッドシステム「IMA」を踏襲している。
トヨタ・プリウスのそれに較べれば、ひとつのモーターでエンジンをアシストする、比較的シンプルな構造のハイブリッドシステムだ。
しかし、CR-Zのエンジンはインサイトの1.3リッターよりも200cc拡大した1.5リッター。他にも、サスペンションやシャシー各部に独自のチューニングや改善が施されている。
インサイトとの共通性を頭に抱きながらCR-Zで走り出したら、驚かされた。4本のタイヤが路面をしっかりとつかみ、ハンドルから伝わってくる手応えも非常にどっしりとしたものなのだ。
軽く、頼りなかったインサイトとは、だいぶ違う。
スポーティな2ドアクーペだから、こういう味付けにしたのか?それとも、インサイトの開発と発表から時間が経過しているので、自然と好ましいものに進化したのか?
どちらだかはわからないが、クルマを操っている実感を強く意識させられる、とても楽しいものだ。
【一般道編】走行ルート:池袋~川越街道~寄居~秩父/実燃費:17.1km/L
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