ダイハツ ハイゼットカーゴの燃費を計測|軽商用1BOXバンの実燃費ってどのくらい!?(1/5)
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:和田清志・オートックワン編集部
ダイハツ ハイゼットカーゴ 実燃費レポート 結果まとめ
今回燃費テストで取り上げるのは街で良く見かける軽商用車。ダイハツの軽1BOXバンのハイゼットカーゴだ。
同車は2017年11月にマイナーチェンジを実施。衝突回避支援システム「スマートアシストIII」(通称”スマアシ3”)が搭載されている。
起用グレード
燃費テストにはダイハツ ハイゼットカーゴ デラックス ”SA III”[2WD]を起用。660ccノンターボエンジンに4速ATが組み合わされるモデルだ。もちろんマイナーチェンジ後の車両で、グレード名にもあるようにSA(スマートアシスト)IIIが装備される。価格は1,155,600円(消費税込)。
今回のマイチェンでは外観や内装デザインの変更、スマアシ3の採用なども大きなニュースだが、本稿ではJC08モード燃費が従来型の16.2km/Lから17.8km/Lへと1.6km/Lも向上している点について特に注目したい。
燃費向上のための変更点は「eco IDLE」(アイドリングストップ機構)の追加や電動パワーステアリング化、新開発のエコタイヤ採用など多岐に渡っている。街中などで頻繁に止まったり走ったりを繰り返す用途も多い軽1BOXバンだけに、実燃費においても効果を発揮するものと思われる。
燃費テスト概要
テストは2018年5月30日(水)の午後8時過ぎに開始し、高速、郊外路、市街地の順にテスト。深夜に市街地コースの途中で休止後、翌朝の通勤ラッシュ時間帯から再スタート。朝9時半頃に都心のゴール地点に到着した。
乗車人数はドライバー1名(体重約85kg)。荷室は空荷の状態。なお車両の走行距離は約2000kmを示していた。
天候は、初日夜が雨。梅雨入り前の走り雨が時折強く降ったりしたが風は弱めだった。気温は21度から17度と低め。装着されるのがマニュアルエアコンのため、外気温の状況に応じてONOFFを繰り返した。ACスイッチは常時ON。窓が曇った場合には適宜デフロスターを使用している。
翌日朝は曇り。外気温は24度まで上がったためエアコンの作動頻度は高め。渋滞区間も多く路上での停止時間も長かった。
ダイハツ ハイゼットカーゴの実燃費は16.6km/L
ダイハツ ハイゼットカーゴ 実燃費レポート|結果まとめ | |||
---|---|---|---|
車種名 | ダイハツ ハイゼットカーゴ | 走行距離 | ガソリン消費量 |
グレード | デラックス ”SA III”[2WD] |
| |
パワートレイン | 660cc 直列3気筒 DOHC 12V ガソリンエンジン |
| |
トランスミッション | 4速AT |
| |
JC08モード燃費 | 17.8km/L |
| |
実燃費:平均 | 16.6km/L | 166km | 10.02L |
実燃費:市街地 | 14.5km/L | 61.0km | 4.21L |
実燃費:郊外路 | 18.0km/L | 28.7km | 1.59L |
実燃費:高速道路 | 18.1km/L | 76.3km | 4.22L |
ダイハツ ハイゼットカーゴの実燃費は16.6km/Lを記録した。JC08モード燃費に対し93%の再現率となった。
マイナーチェンジ前のハイゼットカーゴを計測しておらず直接比較出来ないのが残念だが、過去の経験からしてアイドリングストップ機構の有無だけでもかなりの伸び幅があるものと想像される。
ここからは市街地編、郊外路編、高速道路編、各章で燃費や走りの質について詳細な評価を行っている。
ダイハツ ハイゼットカーゴの購入を検討されている方は各項目を参考にして欲しい。
>>ダイハツ ハイゼットカーゴ 実燃費レポート|市街地・街乗り編[次ページ]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。