ダイハツ ハイゼットカーゴの燃費を計測|軽商用1BOXバンの実燃費ってどのくらい!?(2/5)
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:和田清志・オートックワン編集部
ダイハツ ハイゼットカーゴ 実燃費レポート|市街地・街乗り編
■ダイハツ ハイゼットカーゴ 市街地・街乗りでの実燃費:14.5km/L
ノンターボでもそこそこ元気に走る!|運転席足元空間の窮屈さは慣れが必要
ダイハツ ハイゼットカーゴの市街地での燃費は、車載の燃費計によると14.5km/Lを記録した。
先にも記したが、朝の混雑路で定速のノロノロ運転や停止・発進を繰り返すなかでエアコン稼働頻度も高く、JC08モード燃費17.8km/Lに対し約8割の結果となった。
ちなみに新型ダイハツ ハイゼットカーゴに採用されたアイドリングストップ機構は、停止前のおよそ9km/h以下で作動するタイプ。ブレーキを踏み増すとまたエンジンが再始動する。
車重930kg、空荷で乗員1名とはいえ、ノンターボ52ps/60N・mの軽1BOXがどの程度の加速をするのかは気になるところ。
踏み込んでみると、軽快なサウンドとともに元気な加速”感”があることは確認出来た。もちろん、そこそこ高回転まで回さないとピークパワーは絞り出せず、かといって踏み過ぎれば燃費は落ちてしまうのは当然のこと。しかし燃費を意識してふんわり加速しようにも低速トルクは弱い。一方でアクセルが早開き気味で、しかも足元のペダルレイアウトもちょっと窮屈なためいい塩梅のところを探すのがなかなか難しい。
キャブオーバー型(運転席シート下にエンジンがある)で、かつフロントタイヤが足先すぐに位置し、そこまで切り詰めているがゆえ、限られたサイズ内で広い荷室を確保出来る1BOX軽バンでは仕方のないことだと割り切るしかなさそうだ。反面、着座位置が高く前後左右の見晴らしは非常に良い。
>>ダイハツ ハイゼットカーゴ 実燃費レポート|郊外路編/高速道路編[次ページ]
この記事にコメントする