バカ売れの「ダイハツ キャスト」燃費もライバル車を超えるか!?[実燃費レポート](4/6)
- 筆者: 永田 恵一
ダイハツ キャストスタイル 燃費レポート/郊外路編
郊外路編ではキャストのハンドリング、乗り心地についてご報告したい。
ハンドリングは外観から想像する以上に、というかステアリング操作に対するクルマの動きはシャープで、ロールもそれなりにはするものの不安感がなくごく自然なもので、ワインディングロードでも(意外と)運転を楽しむことができる。
乗り心地は、全体的にはまずまずといえるレベルなのだが、道路の補修跡を通過した際などに若干の突き上げというか粗さを感じるのが少し残念だった。これは予想以上のハンドリングの良さに貢献していると思われる普通の軽ハイトワゴンとしては大径の「165/60R15」タイヤを履く副作用かもしれない。
ちなみに、別の機会に試したターボエンジンを搭載するキャストアクティバは、ハンドリングはキャストスタイルに対して最低地上高が30mm高いという不利がありながらも若干ハンドルが重い以外はほぼ同じ傾向で乗り心地はキャストスタイルに対して落ち着きと重厚感があり、キャストスタイルより好印象であった。
キャストはスタイルとアクティバで価格は変わらないので、乗り心地とハンドリングのバランス、雪道などへの対応といった要素を考えると、キャストアクティバを選んだ方が得といえるかもしれない。
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