マツダ 新型デミオディーゼル(6速MT)燃費レポート[エコラン・燃費アタック編]/永田恵一(1/5)

マツダ 新型デミオディーゼル(6速MT)燃費レポート[エコラン・燃費アタック編]/永田恵一
新型デミオディーゼル(6速MT)エコラン 高速道路にて 新型デミオディーゼル(6速MT)エコラン 高速道路でのメーター表示 新型デミオディーゼル(6速MT)エコラン 茂原長南インター 新型デミオディーゼル(6速MT)エコラン 高速道路燃費 新型デミオディーゼル(6速MT)エコラン 郊外路にて 新型デミオディーゼル(6速MT)エコラン 郊外路ゴールメーター 新型デミオディーゼル(6速MT)エコラン 郊外路燃費 新型デミオディーゼル(6速MT)エコラン 給油中のデミオ 新型デミオディーゼル(6速MT)エコラン 市街地燃費 新型デミオディーゼル(6速MT) 新型デミオディーゼル(6速MT) 画像ギャラリーはこちら

前回の「マツダ 新型デミオディーゼル (6速MT)燃費レポート」でお伝えした通り、今回の燃費レポートはデミオディーゼルMTのエコランを実施し、果たしてどこまで燃費が伸ばせるのかを検証してみたいと思います。

自己流ではありますがエコランの方法としては、以下の方法で実施しました。

・流れを乱さない最低限のスピードで(後続車がいる場合には早急に道を譲る)、とにかく早めにシフトアップしトップギアの6速に入れて低い回転を保つ

・状況によっては順番にシフトアップするのではなく、1-3-5のような飛ばしシフトを使う

・停止してしまう場合や先行車に追いついてしまう場合にはアクセル全閉による燃料カットやニュートラルなど、状況に応じて最も燃料をロスしない方法を選ぶ

・トラックなどがいれば常識的な範囲でスリップストリームを使う

簡単にまとめてしまえば「6速で走れる最低限のスピードをなるべく保ち、極力フットブレーキを踏まないように走る」というのが目標です。

エコランは通常の燃費テスト直後の3月6日(金)20時頃に出発し、日付の変わった深夜1時に帰京するというスケジュールで行いました。

天候は雨が降り出し、気温は6度程度まで低下しましたが、幸いなことにエアコンを使うことで燃費が低下するデフロスターは使わずに済みました。交通状況はこのために夜を選んだわけですが、交通量は少なく常時スムースでした。

燃費測定の基本ルール

・燃費の測定は、車両に純正搭載されている車載燃費計を使用

・スピードは流れに乗ったごく一般的なペースで走行

・車両の状態もエアコンは快適に過ごせる温度(オートエアコンなら25度)に設定

・走行モードが選択できる場合にはノーマルモードを選んで走行

試乗ルート1「高速道路」

試乗ルート1「高速道路」

首都高速都心環状線芝公園ランプから首都高湾岸線を経由し、東京湾アクアラインから最近開通した圏央道の茂原長南インターに向かうというルート。

道路にアップダウンは少なく、流れは区間全体を通しおおよそ80km/h程度。道のりは約70km。

試乗ルート2「郊外路」

試乗ルート2「郊外路」

茂原長南インターを降り、国道409号線を西に進み、交差する国道297号線を北上し、東京湾に近い千葉県市原市内の国道16号線まで向かうルート。

道路にアップダウンは少なく信号があまりない上に走行中の流れも良く、好燃費が期待できる区間と言える。道のりは約30km。

試乗ルート3「市街地」

試乗ルート3「市街地」

千葉県市原市の国道16号線から国道357号線、途中から片側1車線になる国道14号線、都県境から蔵前橋通りを経由し、オートックワン編集部に戻るルート。スムースに流れることは少なく、渋滞路が多くを占める区間だ。

平均時速は15~18km/h程度で、イメージとしては混んだ東京都内の道に近い。道のりは約55km。

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

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