三菱 新型eKクロス/eKワゴン 発表会レポート | 竹内涼真さんも興味津々な“イイ軽”の魅力とは

  • 筆者: オートックワン 編集部
  • カメラマン:オートックワン編集部・和田清志・三菱自動車

三菱の全く新しい軽自動車、竹内涼真さんもアピール!

三菱自動車はハイトワゴンタイプの新型軽自動車「eKクロス」と「eKワゴン」を2019年3月28日に発売し、同日都内で発表会を開催した。

2001年に初代が登場したeKワゴンは、今回の改良で4代目となるが、eKクロスは初めて設定された新しいモデル。テレビCMも放映されていることから非常に注目度の高いニューモデルだといえる。

発表会にはeKクロスのCMに出演している俳優の竹内涼真さんも出席し、会場を盛り上げた。

◆[写真]竹内涼真さんにも負けない“イケメン”ぶり! eKクロスの顔つきをじっくり見る

竹内涼真さんのお気に入りは「イエロー×ホワイト」

司会者にeKクロスでお気に入りのボディカラーを尋ねられた竹内涼真さんは、「CMで共演したイエローとホワイトの2トーン(サンドイエローメタリック/ホワイトソリッド)が気に入っている」とコメント。

しかし、会場内に展示された「レッドメタリック/ブラックマイカ」をはじめとする他のカラーも捨てがたいようで、立ち上がって他のeKクロスと迷っているような仕草も見せた。

また、eKクロスでどんな場所を走りたいかを聞かれ「新東名」と回答した竹内さん。運転は得意だということで、eKクロスでのロングドライブもスマートにこなしてくれることだろう。

発表会では実際のCMもお披露目され、キレキレのダンスを踊る竹内さんのオーラに負けないeKクロスが印象的な映像となっていた。

そんな注目のブランニューモデルとなるeKクロス、開発にあたってはデザインとボディカラーが特に注力されたポイントだという。

初登場! “CUTE BEAST”なeKクロスの魅力とは

「デザイン」を重視したい軽自動車ユーザーの声に応えたルックス

三菱自動車によれば、近年の軽自動車ユーザーの多くは「スタイル・外観」と「車体色」を重視して車選びをしているという。そういった市場背景を受け、eKクロスでは軽自動車でありながら、世界的に人気のボディタイプである「SUV」を意識したデザインが採用されている。

デザインコンセプトは「THE CUTE BEAST(キュート・ビースト)」。三菱のクルマが持つアクティブさを、遊び心溢れるSUV風のルックスで表現したエクステリアとなった。

フロントには、近年の三菱車の多くに共通するデザイン「ダイナミックシールド」が取り入れられていることから、「“三菱らしい”軽自動車だ」と感じる方も多いのではないだろうか。

ステージで展示されていた「サンドイエローメタリック/ホワイトソリッド」の2トーンカラーのeKクロスからは、そのポップなカラーリングも相まって軽自動車とは思えない強い個性が感じられた。いわゆる「指名買い」をするユーザーも多いだろう。

また、先代モデルで設定されていた「eKカスタム」に準ずる仕様が追加される予定は現時点ではないとのこと。同時にeKクロスでは広告宣伝が強化されていることも明かされており、三菱自動車としてかなり力の入ったモデルであることが窺える。

ちなみに今回同時に発表された新型 eKワゴンは、運転に苦手意識を感じているもののもっと運転を楽しみたい、というユーザーをターゲットに開発された。先代型から正常進化したモデルといえる。

こだわりの2トーンカラー! 色の組み合わせは全てオリジナル

こだわりのSUVデザインが採用されたeKクロスだが、外観へのこだわりはそれだけではない。ボディカラーにも思わず「選びたくなる」仕掛けがある。

eKクロスに設定されたボディカラーは、全部で11色。そのうち5色がボディとルーフの色が異なる2トーンカラーとなっているが、5つのボディ色に組み合わされるルーフ色は、なんとそれぞれに違う色が採用されているのだ。

2トーンカラーが設定されているモデルでも、多くの場合ボディ側の色は選べてもルーフは1色のみということが多く、非常に珍しい取り組みといえる。

また、ディーラーオプションの「エクステリアガーニッシュパッケージ」を装着すれば、フロントバンパーガーニッシュとテールゲートガーニッシュにもアクセントカラーを足すことができ、eKクロスをさらに個性的にすることができる。

搭載された先進技術にも注目

ファッショナブルなデザインが特徴のeKクロスだが、中身もしっかりとニューモデルらしい最新装備が搭載されている。注目ポイントは「MI-パイロット」とハイブリッドシステムの搭載だ。

長距離もラクラク! 運転をサポートする「MI-パイロット」

「MI-パイロット」は、三菱自動車で初めて採用された高速道路同一車線運転支援技術。高速道路において車両側がアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を総合的にアシストすることで、ドライバーのストレスや疲労を軽減する装備となっている。

遠方のレジャー施設へドライブ、というような利用シーンも似合うeKクロスということもあり、MI-パイロットのおかげでより遠出したくなるというユーザーも多いことだろう。

eKクロスにはハイブリッドも搭載

eKクロスでは、パワートレーンにハイブリットシステムが採用された。加速時にはモーターがエンジンの駆動力をアシストし、力強い走りと低燃費を実現している。

ちなみに、ハイブリットシステムは新型eKワゴンには用意されておらず、両車のキャラクターの棲み分けがなされている。

愛着の湧く魅力的な軽自動車が三菱から誕生した

搭載されている先進技術も特長的なeKクロスだが、やはりポップで個性的な外観が一番の魅力だろう。様々な軽自動車の中から選ぶというのではなく、「これが欲しい!」と思わず言いたくなるような存在感あるクルマが誕生した。

単なる生活必需品としての「軽自動車」ではなく、愛着を持って接することのできる1台として、eKクロスは魅力的なモデルといえるのではないだろうか。

[筆者:オートックワン編集部 / 撮影:オートックワン編集部・和田清志・三菱自動車]

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