【解説】BMW 新型ミニクーパー F56(3代目) 新型車解説(1/2)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:ビー・エム・ダブリュー株式会社
エクステリアはキープコンセプトながら、その中身はガラリと変わった3代目 新型「ミニ」!
BMW傘下に入ってから3代目となる新型「ミニ(F56)」が、2014年4月12日にいよいよ発売される。
ミニといえば3ドアの「ハッチバック」や4ドアの「クラブマン」、オープンの「ロードスター」など多様なボディタイプが存在するが、まず最初に発売されるのはスタンダードなハッチバックだ。
振り返ってみれば、2001年にBMW初のミニ(ハッチバック)がデビューした後、次々と新たなボディタイプが追加され、昨年デビューしたペースマンで8種類もの豊富なラインナップを取り揃えるクルマへと成長していた。
3代目新型ミニについても、今後はハッチバックのみならず様々なボディタイプの新型ミニが投入されていくことになるであろう。
ラインナップは、3気筒1.5リッターの「クーパー」と4気筒2リッターの「クーパーS」の2グレード
日本で発売される新型ミニのグレードは「クーパー」と「クーパーS」の2種類。価格は「クーパー」が266万円(MT)/280万円(AT)、「クーパーS」が318万円(MT)/332万円(AT)。VWゴルフやアウディA1、ボルボV40、シトロエンDS4などと競合する価格帯だ。
新型ミニに搭載されているエンジンは、いずれも新開発の直3ターボもしくは直4ターボの2機種。
グレードによって搭載エンジンが変わり、「クーパー」が直列3気筒1.5リッターエンジンを搭載、「クーパーS」は直噴4気筒2リッターエンジンを搭載している。
動力性能については、「クーパー」の1.5リッター直3ターボが100kw(136ps)/4,400rpm、220N・m/1,250rpm、「クーパーS」の2リッター直4ターボは141kw(192ps)/5,000rpm、280N・m/1,250rpmのパワーとトルクを発生させる。
いずれも従来のモデルに比べて動力性能と燃費を向上させている最新のエンジンである。
新型ミニでは新たに「LEDヘッドライト」を採用
新型ミニの外観デザインは、すでに当記事の画像をご覧頂ければお分かりの通り、本来ミニが持っているアイコン部分はしっかりと継承されている。
フロント回りのデザインは、ミニが伝統的に採用している丸型ヘッドライトや六角形グリル、クロームパーツなどをしっかり継承しつつも、現代的な洗練が加えられている。初代ミニに対するオマージュが感じられるデザインで、ひと目でミニと分かると同時に、現代的なアップデートが加えられたデザインである。
注目は、3代目ミニとなって新たに加えられた最新技術に基づく「LEDヘッドライト」。LEDが丸型に発光することで、夜間におけるミニの新しいアイコンが表現されている。
短い前後のオーバーハングなど、全体としてはいかにもミニらしくありながら、なだらかに下がるルーフラインや傾斜が強められたバックガラスなど、スポーティさや軽快感を感じさせる部分も備えられている。
大型化されたリヤコンビネーションランプも、ミニの個性が強調されている。
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