ライバルはBMW「M4」と名指し! AMG C63Sクーペは「M」と何が違うのか!?(3/4)
- 筆者: 桂 伸一
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
C63Sクーペのライバルは「M4」
「ライバルはM4だ!!」
とAMG車輌開発担当マティアス・シェッテル氏は言う。911はクラス違い。フロントエンジン・リアドライブの意味で直接はM4。その裏にはDTM=ドイツ・ツーリングカー選手権での対決も含まれている。
エクステリアは標準のクーペからボディ幅を66mm広げたC63Sクーペのフレアしたフェンダーアーチに目がいく。フロントはAMGC63セダンと同様、特にクーペ専用にはリアトレッドの拡大にサブフレームを新設した事が走りにどう影響するのか興味深い。
3台のC63Sクーペ先導するAMG GTSを操るのはDTMチャンプにしてメルセデス・ベンツのレジェンドドライバー「ベルント・シュナイダー」。
AMGのサーキット試乗会で氏が先導する事は多く、“限界ギリギリ”まで攻め込む走行を過去に何度も経験している。“あおれば逃げる”氏の「特性」を掴んでいる身としては今回もまたそうなることを願い、3台にはレース経験者が分散して先導車にピタリと続く。
「予定」では1周目はコースレイアウトの習得~慣熟で、次が2周連続のホットラップ!!
そしてクーリングして終了だ。が、顔見知りでもある我々なら問題ないと踏んだのか、ベルント氏、コースインした最初からコーナーの立ち上がり加速で逃げぎみ!?
もちろん3台が難なく追従するので、その意味ではいきなりC63Sクーペの素性を確かめる事ができる程に攻め込んだ走りだった。
ドライバーの力量に関わらず、コーナリングで引き離すAMG GTSに対して、ブレーキングを遅らせて進入スピードを高めて差を詰める。という手段でC63SクーペはAMG GTSに追従する。
もちろんシュナイダーに本気で走られたとしたら、GTSはとっくに視界から消えている。
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