【試乗】マツダ 新型アクセラ 鹿児島ロング試乗レポート/飯田裕子(2/5)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:和田清志
新型アクセラにも継承されている「スカイアクティブテクノロジー」と「魂動(KODO)」デザイン
新型アクセラの何が注目かと言えば、やはり「スカイアクティブテクノロジー」でしょう。
「スカイアクティブテクノロジー」とは、ドライビングの楽しさと環境・安全性能の両立を目指したクルマをつくるための技術を総称したもの。。
例えて言うならば、“今までにないくらい美味しい無農薬果物や野菜を作ろう!”としたときに、「様々な品種改良を取り入れる」のがクルマの細かな技術改善だとしたら、スカイアクティブテクノロジーは「畑の土壌から作り変えてしまう」というもの。
ボディ/シャシー/パワートレインという基本性能の開発に始まり、i-stop(アイドリングストップ)やi-ELOOP(減速エネルギー回生技術)、そして今回アクセラに採用されたSKYACTIV-HYBRID(モーター駆動技術)などが総合して一台のクルマを形成しています。
マツダスカイアクティブの取り組みは、段階的にデミオから始まり、CX-5では総合的に採用をスタート。
CX-5やアテンザはガソリン・ディーゼルという内燃機関のみでしたが、新型アクセラでは新たに「ハイブリッド」モデルが加えられたことに注目です。
CX-5、アテンザ、アクセラと、三車三様のクルマながらブレないクルマづくりができているマツダは、「スカイアクティブテクノロジー」の考え方がしっかりしているだけでなく、さらにそれぞれの新技術が伴っているからこそ、いずれもユーザーから支持を集めているのだと思います。
魂動(KODO)デザインのエッセンスを濃密に凝縮
もう一つ、新型アクセラで特徴的なのが「デザイン」です。
クルマとしての躍動美を表現するマツダのデザイン定義「魂動(KODO)」デザイン。
五角形グリルから吊り上がるように左右に配置されたヘッドライトを持つ造形が今のマツダの顔を表し、ボディサイドのシャープなラインと丸みを持つ面構成が細マッチョ系の肉体美を表現しているかのようで美しくスタイリッシュ。
3年前、東京モーターショー2011でアラサー&アラフォー女性たちと会場を見てまわった際に最も人気が高かったクルマが、ソウルレッドのカラーを纏ったマツダのデザインコンセプトカー「雄(TAKERI)」でした。
「雄(TAKERI)」は、大人のオンナにとって好物系のスタイルなのであります。そして、新型アクセラも「魂動(KODO)」コンセプトからブレず、そのボディサイズを活かしたデザインが採用されている点がわかりやすくて好感を抱きます。
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