マツダのフラッグシップセダン「新型アテンザ」はオトナカッコイイ!大幅改良でデザインも走りも進化
- 筆者: オートックワン 編集部
マツダ アテンザ・アテンザワゴンがビッグマイナーチェンジ
マツダのフラッグシップモデルであるアテンザ・アテンザワゴンに大幅改良が加えられた。新型アテンザのお披露目イベントが開催されたので、その模様をお伝えする。
会場となったのは東京・新宿区の小笠原伯爵邸。小笠原伯爵邸は東京都選定歴史的建造物に選定されているスペイン様式の瀟洒な建物で、厳かな雰囲気の中で新型アテンザが初披露された。
新型アテンザの印象は「オトナカッコイイ!」。新型アテンザに新たに採用されたソウルレッドクリスタルメタリックは艶やかな輝きを放ち、5月の新緑に映えていた。
内外装ともにエレガントなデザインでフラッグシップとしての魅力が増した
今回の改良では、内外装のデザインに変更が加えられた。メッシュ形状のフロントグリルやより薄くワイドになったヘッドランプにより、フロントマスクは立体感を増してこれまで以上にプレミアム感がアップした。リアビューではマフラーの直径が大きくなり、さらにセダンではリアバンパー下部にピアノブラックの塗装を施すことで、スポーティで引き締まった印象となった。
インテリアは落ち着いた雰囲気でエレガント。上級グレードの25S LパッケージとXD Lパッケージでは、インパネ部分に本物の栓の木やナッパレザーを取り入れて、上質感を表現した。
新開発の気筒休止システムを採用した2.5リッターガソリンエンジン
走行性能では”Effortless Driving(楽な運転)”をコンセプトとし、ドライバーの思い通りに車を操ることができるように変更が施された。
前後のサスペンションシステムの構造を一新し、さらにタイヤも新たに開発。ボディに補強を施して剛性アップを図るなど、走行安定性と乗り心地が向上した。
エンジンは、ガソリンモデルでは2リッターと2.5リッターが、ディーゼルモデルには2.2リッターがラインナップされている。CX-5の一部改良に続いて同様の仕様変更を加えた2.5リッターガソリンエンジンには、新開発の気筒休止システムが採用された。これは、高速巡航時に4気筒のうち2気筒を休止するというもので、燃費性能の大幅向上に貢献する。さらに、2.2リッターディーゼルモデルも改良され、最高出力や最大トルクを向上させている。
安全性能では、マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」がさらに進化。停止状態から対応可能な全車速追従機能の追加や夜間の歩行者認識性能の向上など、フラッグシップモデルとして高い安全性能を実現した。
セダンで最高のパフォーマンスを実現してSUVに展開する
昨今の国内市場で主流になっているのは軽自動車やSUV、ミニバンなどで、アテンザ・アテンザワゴンのようなセダン・ステーションワゴンモデルは少々元気がない。一方、新興国では依然としてセダンの需要があり、マツダはセダンを大切にすることで、グローバルでの存在感を示したいという意図がある。
イベントに登壇したマツダ株式会社 代表取締役社長兼CEOの小飼雅道氏は、「マツダはセダンを大切にしており、セダンモデルのアテンザは経営的にも重要なモデルに位置付けている。アテンザはグローバルでは120か国に供給されており、2017年度は15万台を販売した。これはマツダのグローバル販売の約1割となり、セダン人気の高い先進国・新興国の需要に応えている。セダンで最高のパフォーマンスを実現し、それをSUVモデルに展開していくことで、お客様の走る喜びにつなげていきたい。」と述べた。
[TEXT&PHOTO:オートックワン編集部]
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