無限コンプリートカー「S660 無限 RA」＆「シビックタイプR」速攻試乗／山本シンヤ(3/4)

さすがワークス！限定750台のシビック タイプRにもスポーツパーツを設定

そしてもう一台はニュルFF最速を目指して開発が行なわれ、日本では限定750台がアッと言う間に売り切れたシビック タイプRの無限スポーツパーツ装着車。

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現在、ニュルFF最速記録はVW ゴルフGTIクラブスポーツSに更新されてしまったが、そのポテンシャルは量産の域を超えればまだまだレベルアップは可能である。

しかし、日本では限定販売と言うことでアフターパーツメーカーも手が出しにくいと聞く。しかし、無限はシッカリとアイテムを用意、さすがワークスである！！

空気抵抗を大きく悪化させずにダウンフォースを引き上げるエアロパーツ

エクステリアはノーマルの空力も相当こだわっているが、量産の域を超えることで伸び代はあった。

フロントエアロバンパー＆リアエアロバンパー＆ディフューザー、リアウイングを設定。

これらのアイテムはイギリスの風洞施設を用いて導いた形状で、空気抵抗を大きく悪化させずにダウンフォースを引き上げることに成功。

ちなみにフロントエアロバンパーはフォグライトレス化とバンパー構成の最適化などで軽量化も実現している。

インテリアはカーボンシェルのフルバケットシート「MS-R」や「レザーシフトノブ」の採用。ちなみに100セット限定の赤の専用スポーツマットはすでに完売だ。

フットワーク系はサスペンションはノーマルだが、ノーマルより1本あたり3kg軽量な鍛造アルミホイール「MFC」とミシュラン・パイロットスポーツカップ2の組み合わせ。

ブレーキは純正ブレンボをより活かすために、ブレーキパッド「タイプコンペティション」を装着している。

パワートレイン系はスポーツマフラーを用意。リアエアロバンパー＆ディフューザーのデザインに合わせて、ノーマルの左右4本出しから右側1本出しに変更されており、排気効率アップのみならず軽量化もポイントだ。

このように、限定750台のモデルとは思えないほどのパーツの充実ぶりなのだ。