ホンダ エディックス 新型車徹底解説(4/6)
- 筆者:
独自の発想で楽しい6名乗りを実現
エディックスの最大の特徴となっているのが前後に3名掛けのシートを設定し6人乗車を可能にしていること。今までも前後にベンチシートを装着して6名乗車を可能にしていたクルマは多くあるが、エディックスはそうでない。前後のシートは3分割されていて、センター部分が後方にオフセットして配置される。さらにセンターシートは前後ともにロングスライドが可能となっていて、横に3名が乗っても肩が触れあうことがないので、ゆったりとした感覚となる。
このシート配置のもうひとつのいいところは、後席に乗った人に疎外感がないこと。3列シートミニバンの場合1列目と3列目の距離が長いため、会話が通じづらいということなどがよくおきる。1-2列目で盛り上がると3列目が仲間外れに、2-3列目で盛り上がると1列目が仲間はずれに……といった具合だが、エディックスにはそれがない。
また、センターシートを使わないときは、シートバックを前側に倒すことによって大型のセンターアームレストのようにすることも可能。乗車人数に合わせてうまくアレンジすることによって、さまざまなゆったり感を作りだせるのだ。
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