ホンダ エディックス 新型車徹底解説(3/6)

大胆にインパネ下部を削り取り室内空間を拡大

エディックスのインパネで目を引くのが、ざっくりと削り取られたインパネ下部。おおざっぱに見ればインパネは円柱を横にして配置したような感じで、下側はたっぷりとした空間が確保されている。

インパネそのもののデザインは水平基調を大切にしたもの。メーターカバーはセンター部分を越えて配置される。そして、そのカバー内にナビモニターまでが収められるようになっている。さらに運転席用のフェイスレベルのエアコン吹き出し口もカバー内に収められるという方式。このデザインはアヴァンシアでも使われたもので、スポーティでありながら高級感も備えている。ただしアヴァンシアの場合は、センターに支柱状のコンソールを持つが、エディックスではこの部分がまったくないということになるのだ。

インパネ下部のパネルはメタル感にあふれるもので、見る角度によって色合いを変える。このパネルをセンターのエアコンコントローラー部分から左右に広がり感を持たせて配置することによって、高級感がさらに高められているというわけだ。

ＡＴセレクトレバーはストレートタイプで、インパネに配置。その左側にはナビゲーションの操作を行うためのプログレッシブコマンダーが装着される。プログレッシブコマンダーはオデッセイやエリシオンにも採用されたコントローラーで、ジョイスティックとダイヤルスイッチを組み合わせることで、スイッチの数が増えることを抑えている。