新型シビック、「こういうクルマを評価しないと、SUVだらけになってしまう」と好印象の声【みんなの声を聞いてみた】

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2021年9月3日(金)より発売開始したホンダ 新型シビック。北米市場では2021年4月末から先行してセダンモデルが発表されていたが、このほど日本市場では5ドアハッチバックのみをラインナップし販売をスタート。SUVブームの中、1.5リッターターボエンジンにCVTと6速MTをラインアップするなど注目のハッチバックモデルだ。ここでは、そんな新型シビックについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

目次[開く][閉じる]
  1. ホンダの中核モデル、シビックが新型となって登場
  2. すっきりとしたデザインのおかげで、大きくなったボディサイズも好印象
  3. やはり懸念点は価格帯

ホンダの中核モデル、シビックが新型となって登場

ホンダ 初代シビック(1972年)の登場から50年弱、11代目となる新型シビックが日本でも正式に発表され、9月3日(金)より発売をスタートした。

新型シビックのボディサイズは、全長4530mm×全幅1800mm×全高1415mm、ホイールベースは2735mm。先代型より30mm長く、5mm低いが、車幅は変わらず。ホイールベースは35mm延長されている。

外観デザインは、初代モデルからの原点に立ち返り、低重心・水平基調でシンプルなデザインに回帰。流れるようなルーフラインが与えられ、クーペルックの流麗な形状にまとめられている。

内装も同様に、不要なデザイン要素を排除し、スイッチ類も直感操作可能な形状としたうえで、操作時の触感の良さにも配慮。運転席からの視界の良さや開放感も大きな特徴としている。

1.5リッターVTECターボ(182ps/240Nm)を搭載し、組み合わされるトランスミッションはパドルシフト付きCVTもしくは、6速MTモデルを設定している。

先進安全装備には、渋滞運転支援機能「トラフィックジャムアシスト」を追加したHonda SENSING(ホンダセンシング)を標準装備。このほか、車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を全車に標準装備。車内Wi-Fi環境やスマホがクルマのキーになるデジタルキー機能、緊急サポートセンターによる対応などのサービスを実現させ、価格(消費税込)は、「LX」319万円、「EX」353万9800円。共にCVTと6速MTを設定するが、価格は共通となっている。

すっきりとしたデザインのおかげで、大きくなったボディサイズも好印象

そんな新型シビックについて、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

まず見受けられたのはデザイン面についての声。

「最近のホンダ車のゴテゴテした感じが取れ、昔みたいなスッキリしたデザインになって好印象」

「先代のごちゃごちゃした感じから、シビックらしくスッキリして好感が持てる」

と、前代に比べすっきりとした印象を持っているようで概ね好評のようだ。

一方で、

「モデルチェンジ毎にどんどん巨大化していく。もはや日本に目は向けておらず、米国をターゲットにしているからしょうがないのか」

と毎度シビックに関して見られるボディサイズに対するネガティブな声も一部で見受けられたが、今回に関しては、

「車格が上がって、大衆車ではあるが上級の車になった印象がある」

などポジティブな意見も少なくない数で挙がっている。

また、2022年以降に追加することが公式にアナウンスされているハイブリッドモデルに関する声も少なくない。

「予告されているハイブリッドはPHEVか?」

「PHEVだったら真剣に購入検討する」

とPHEV搭載に期待を寄せる声が一定数で見受けられた。

そんな中、

「シビックハイブリッドの登場とともにインサイトは消滅だろうな」

「なぜ現行インサイト登場の段階でシビックハイブリッドとして売り出さなかったのか」

といった声も一定数で存在している。

やはり懸念点は価格帯

概ね高評価の声が見受けられた新型シビックながら、唯一懸念点に挙げられていたのが、やはりというべきか価格帯についての声。

「価格がマツダ3や、カローラスポーツなどライバル勢と比べて高い」

「相当良い車に仕上げたとは思う。ただ、コスパという面で誰にでも分かる価値を備えず評価されるかは難しいところ」

これら、総じて価格が高いとする声が多く見受けられた。また、そのスポーティでスタイリッシュなデザインから若者をターゲットとしている新型シビックながら、

「若者がローンを組んでまで欲しがるかは、メーカーの力量次第」

とした声も挙がっている。この辺りは、今後のホンダのPRに期待したいところ。

それでも、

「SUVやミニバンが横行する中、販売台数は大きく伸びないかもしれないが、このシビックはいいと思う」

「こういうクルマを評価しないと、SUVだらけになってしまう」

「モデルチェンジのたびにボディサイズ、価格をアップさせながら進化したシビックだが、SUVがはやる中、クーペっぽいハッチバックスタイルの中身の進化に期待したい」

といった新型シビックに期待を寄せるファンは少なくない数で存在する。果たして、今後の新型シビックの売れ行きはどうなるのか? 既に2022年以降に随時追加がアナウンスされているスポーツモデル“TYPE R(タイプアール)”や、ハイブリッドモデルの進展は? 今後も新型シビックの動向に目が離せない。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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