高級スポーティセダン徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
フルモデルチェンジしたクラウン、マイナーチェンジしたフーガ、レクサスGSという、日本の高級セダンを代表する3モデルを持ち込んだ。
現行モデルで13代目となるクラウンは、先代ゼロクラウンのプラットフォームやパワートレインをキャリーオーバーし、全面的に洗練度を深めた。アスリートはスポーティなエクステリアと走りを身上とする、近年クラウンのイメージリーダーである。
セドリック/グロリアの後継モデルであるフーガは、先代ゼロクラウンとほぼ同時期の2004年9月にデビュー。2007年12月にマイナーチェンジを実施。従来あった高級志向のXV系グレードを廃し、旧グランツーリスモ系の流れをくむスポーティなGT系のみの設定とされた。今回は「タイプS」を持ち込んだ。内外装の大がかりなリフレッシュを行なったほか、3.5L車のエンジンをVQ35HRに換装し、DSモード付き5速ATを採用した。
GSは、もともと日本でアリストとして販売されたモデルの海外名である。欧州プレミアムブランドと肩を並べるべくトヨタが立ち上げたレクサスブランドの中堅モデルで、プラットフォームを先代ゼロクラウンと共用する。2007年10月にマイナーチェンジを行ない、内外装の小変更のほか、LSと同じ4.6L V8エンジン+8速AT搭載モデルを設定した。
それぞれトヨタと日産を代表する高級セダンであり、ライバル関係にある車種でもある。今回はすべて3.5L V6エンジン搭載モデルで比較する。
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