【同価格帯ミニバン対決】トヨタ シエンタとルーミーは何が違う!? 長距離移動が多いならルーミー、ラゲッジスペース優先ならシエンタだ

画像ギャラリーはこちら

アルファードやヴォクシーといった大型ミニバンだけでなく、シエンタに代表されるコンパクトサイズのミニバンが大きな市場となりつつある。販売台数だってかなり好調であるのだが、いざ買うとなるのが同価格帯のルーミーと悩む人が多いのだ。そこで今回はシエンタとルーミーの特徴をご紹介するとともに、選ぶ際の注意点を考えてみたい。結論からいえば、長距離移動が多いならルーミーのカスタムモデルを。ラゲッジルームを優先するならシエンタであったが、一体どんな違いがあるのか!?

目次[開く][閉じる]
  1. ルーミーとシエンタは価格帯がほぼ一緒! 2台で悩むユーザーも多い
  2. 長距離移動が多いならルーミーのカスタムグレードがオススメ
  3. 走行性能はシエンタに軍配! ラゲッジルームの使い勝手も抜群
  4. ソリオにフリードも!購入の際は試乗がオススメ

ルーミーとシエンタは価格帯がほぼ一緒! 2台で悩むユーザーも多い

トヨタのプチバンであるルーミーは2016年、そしてコンパクトミニバンのシエンタは2015年と、登場から時間が経過したモデルにもかかわらず現在も堅調なセールスを記録している。2021年に入ってからも、ルーミーは月平均約1万5000台。シエンタも約5500台と、販売台数はどちらも好調なのだ。

また、この2台の価格帯はかなり似ている。ルーミーは155万6500円〜209万円、シエンタの5人乗り2列シート仕様となるファンベースの1.5リッターガソリン車は181万8500円〜217万3000円とオーバーラップするグレードも存在する。ここではこの2台で迷った時の選び方を考えてみた。

>>【クルマトリビア】大人気のトヨタ シエンタは一旦販売終了していた!? 実は奇跡の大復活を遂げた一台であった

長距離移動が多いならルーミーのカスタムグレードがオススメ

ルーミーは現在軽自動車の大きな柱となっているスーパーハイトワゴンのコンパクトカー版的存在だ。そのため、「軽自動車ではちょっと狭い」とか「軽自動車は乗車定員が4人なので5人乗れるクルマが欲しい」といった層にも売れている。

それだけに全長3700mm×全幅1670mm×全高1735mmというボディサイズの小ささや、1リッターエンジンを搭載することによる登録車最安の自動車税、廉価グレードの価格が155万6500円という点は軽自動車に近い使い方や2台目のクルマにするには有難い。

また昨年のマイナーチェンジからルーミーのカスタム系はシエンタには設定のない、先行者追従型のアダプティブクルーズコントロール(停止まで対応)を装備しているので、長距離ドライブが多い人もルーミーのカスタム系を選ぶ意味はあるだろう。

>>トヨタ 新型ルーミー購入者の6割以上がカスタムを選択! これから買うならターボモデルの試乗をオススメ

走行性能はシエンタに軍配! ラゲッジルームの使い勝手も抜群

シエンタの1.5リッターガソリンとルーミーの1リッターターボの動力性能は同等である。

しかし、クルマ自体も軽自動車に近いところがあるルーミーと3代目ヴィッツファミリーのシエンタでは、やはり乗り心地や高速道路での安定性といったドッシリ感をはじめ、クルマの余裕や質感の差は圧倒的だ。

さらにシエンタはボディサイズが全長4260mm×全幅1695mm×全高1675mmとルーミーよりずっと大きいだけに、キャビンとラゲッジスペースの広さも同様で、この点も一家に一台のクルマとして使うなら、シエンタを勧める大きな理由になる。

>>大人気ミニバンのトヨタ シエンタだが、オーナーからは不満の声も! そのワケは2列目シートの快適性にあった【みんなの声を聞いてみた】

ソリオにフリードも!購入の際は試乗がオススメ

ルーミー、シエンタともに売れているクルマだが、それぞれにスズキソリオとホンダ フリードというライバル車もある。

とくにソリオは2020年11月登場という新しいモデルということもあり、ほとんどの部分でルーミーを上回っているというのが率直な印象だ。それだけに、この2台に限らずクルマを選ぶ際には基本的にライバル車もチェックするだけでなく、試乗やより自分に合ったものを選んでほしい。

【筆者:永田 恵一】

トヨタ/ルーミー
トヨタ ルーミーカタログを見る
新車価格:
155.7万円209万円
中古価格:
59万円299万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

トヨタ ルーミーの最新自動車ニュース/記事

トヨタのカタログ情報 トヨタ ルーミーのカタログ情報 トヨタの中古車検索 トヨタ ルーミーの中古車検索 トヨタの記事一覧 トヨタ ルーミーの記事一覧 トヨタのニュース一覧 トヨタ ルーミーのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる