「いつかはクラウン」の120系や130系、ゼロクラウンなどの内装を振り返る! 歴代クラウン5選(1/2)

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1955年の初代モデル以来、半世紀以上にわたりその名を歴史に刻んできたトヨタ クラウン。2018年に登場した15代目の現行モデルは、「TNGA」に基づく「GA-Lプラットフォーム」を採用、「走る・曲がる・止まる」といった車両性能を大きく進化させたスポーティセダンとなっています。

今回は、そんなトヨタを、日本を代表するクラウンの歴代モデルの中から特徴的なインパネのモデルをピックアップして振り返っていきます。

「いつかはクラウン」の120系や130系、ゼロクラウンなどの内装を画像でチェック(画像50枚)

目次[開く][閉じる]
  1. 「いつかはクラウン」の名コピーが生まれた7代目(120系)
  2. 歴代クラウンの中で最高傑作の8代目(130系)
  3. 20世紀最後のクラウンとなった11代目(170系)
  4. かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる│12代目(180系)
  5. アスリート、ロイヤル、マジェスタが統合された現行15代目(220系)

「いつかはクラウン」の名コピーが生まれた7代目(120系)

1983年~1987年まで販売されていた7代目(120系)クラウン。石坂浩二さんの「いつかはクラウン」というフレーズは、今でも使われることがあるほど有名なキャッチコピーです。石畳の上を走るクラウンは、「フルフローティングボデー」(当時のCM表記)により手に持ったタバコの灰が落ちることのない、フラットな乗り心地をアピールしていました。

MS120系やGS120系の型式を持つ7代目は、4ドアセダン、4ドアハードトップ5ドアワゴンをラインナップし、多数のエンジンバリエーションを展開。

1985年には、日本初スーパーチャージャー搭載の「2000 ロイヤルサルーン・スーパーチャージャー」が登場したことで話題となり、クラウン スポーティーグレードの象徴である「アスリート」が誕生したのも7代目の特徴です。

7代目クラウンのインパネで特徴的なのは、なんと言っても先進的なイメージを強烈に与えるエレクトロニックディスプレイメーター。トヨタ ソアラで初採用されたこのメーターが7代目クラウンにも採用されました。

歴代クラウンの中で最高傑作の8代目(130系)

歴代クラウンの中でも最高傑作との声も多い8代目(130系)クラウン。

バブル景気の後押しもあり、8代目は月間販売台数がカローラを上回ることも。

3ナンバー専用ボディに、電子制御エアサスペンションやエレクトロマルチビジョンなど、最先端のハイテク装備を導入。V型8気筒4リッターエンジンを搭載したりと、挑戦的で最先端のモデルでした。

8代目のインパネは、先代120系のブラッシュアップを基本としつつも、当時最先端で高価だったカーナビがオプションで設定されていました。また、トヨタの高級車といえばこの色の内装という方も多いのではないでしょうか?

20世紀最後のクラウンとなった11代目(170系)

21世紀を目前に高い動力性能を中心とした商品展開で1999年に登場した11代目(170系)クラウン。

走りにこだわる若者にもアピールすべく、8年ぶりに“アスリート”が復活しました。これによりラインナップは直6エンジン搭載車では、フォーマな「ロイヤル」とスポーティーな「アスリート」の2シリーズに分化。そこにV8エンジン中心の「マジェスタ」を加えた3シリーズ展開となっています。

11代目のインパネは、光沢&木目調パネルが多用されている他、ナビ画面はたくさんのスイッチに囲まれています。インパネ周辺からドアトリム周辺まで、目が行くところはかなり立派な造りとなっています。

トヨタ/クラウン
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新車価格:
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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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