価格別ミニバン3モデル 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
今回は価格別企画をお届けしよう。2006年にモデルチェンジしたミニバンの中から、200万円、300万円、400万円の価格帯で、ストリーム、MPV、 エスティマハイブリッドという代表的な3モデルをピックアップ。価格の違いによってどのような違いがあるのかを考察する。
ストリームは、初代モデルがデビューしてしばらくホンダ車として空前のヒットを飛ばした。しかし、宿敵ウィッシュの登場により一気にトーンダウン。それが2006年夏、復活をかけてフルモデルチェンジした。初代モデルも走りには定評があったが、現行モデルではさらに力を注いで開発。ボディサイズは5ナンバー枠を維持し、ホンダ得意の低床技術により全高は1550mmに抑えられ、見た目も走りもほとんどワゴンの感覚に近い。今回はもっともベーシックな「1.8X」を持ち込んだ。
MPVは、弟分としてプレマシーを擁するマツダのフラッグシップミニバン。従来あったV6エンジンが廃止され、全車2.3L直4エンジンとなった。ただし、他にはないターボエンジンが用意されているのが特徴。300万円の予算があれば、そのターボエンジンを積む最上級の「23T」も狙える。 ミニバンにターボという組み合わせは未知なる乗り物。ハンドリングも洗練されており、居住性やユーティリティにも優れる。実際、現時点の国産ミニバンでもっともまとまりのよい1台と捉えていいモデルだろう。
エスティマハイブリッドは、エスティマのフルモデルチェンジから約半年遅れて登場した、ハイブリッドとして2代目となるモデル。今回の企画にあたり、通常のガソリンエンジンを積むエスティマを取り上げるべきか迷ったところだが、この価格帯のクルマであるにもかかわらず好調に売れているし、現行モデルのハイブリッドシステムの完成度が驚くほど高いため、ぜひ知らせるべきかと思いハイブリッドをチョイスした。まだハイブリッドカー自体は特殊なクルマといえるが、エスティマハイブリッドは、誰にでも自信を持って薦められる仕上がりとなっている。
はたして、この3台にはどのような違いがあるのだろうか。
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