決定版!魅力的なドイツセダン3台 徹底比較(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
自動車先進国の中で、日本ほど輸入車を買わない国はない。
諸外国では30%以上が輸入車だが、日本の市場では5~6%だ。最近は輸入車の価格が下がり、購入しやすくなったが、国内の売れ筋は軽自動車/コンパクトカー/ミニバンの3ジャンル。輸入車に軽自動車はほぼ皆無で、5ナンバーサイズのコンパクトカー、背の高いミニバンも少数だから売れ行きを伸ばせない。
しかし、実はこの市場構造にこそ、日本で輸入車が本領を発揮できる余地がある。国産のセダンが、前述の3ジャンルに押されて元気をなくしたことだ。
コンパクト&ミドルサイズセダンには設計の古い車種が多く、フルモデルチェンジを受けてもプラットフォームなどは従来型と共通化される。
Lサイズには大排気量車が目立ち、一部のハイブリッド車を除くと燃費が悪い。国産セダンの売れ行きが下がって開発が滞り、魅力が薄れ、さらに販売を落とす悪循環に陥った。その点、海外ではセダンの販売が堅調。新興市場の中国でも人気を高め、特に欧州製のセダンは商品力を着実に向上させている。
注目されるのが環境技術。排気量を小さく抑え、ターボを装着して「動力性能対燃費」を向上させる車種が増えた。アイドリングストップも急速に普及している。
最も気になる存在は、7年ぶりにフルモデルチェンジを受け、6代目に発展したBMW3シリーズだろう。
今年1月に発表された328iは、4気筒の2リッターエンジンを積みながら、ターボの装着で3.5リッター並みの動力性能を発揮する。ライバル車のメルセデスベンツCクラス、低価格で馴染みやすいフォルクスワーゲンパサートも取り上げて、環境にも優しいドイツ製セダン3車を比べよう。
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