シトロエンから独立した新ブランド「DS」誕生! DS5海外試乗レポート(2/3)

  • 筆者: 九島 辰也
  • カメラマン:プジョー・シトロエン・ジャポン
シトロエンから独立した新ブランド「DS」誕生! DS5海外試乗レポート
新型DS5 (2015) 新型DS5 (2015) 新型DS5 (2015) 新型DS5 (2015) DSブランド発表(パリ) 新型DS5 (2015) 新型DS5 (2015) 新型DS5 (2015) 新型DS5 (2015) DSブランド発表(パリ) DSブランド発表(パリ) 画像ギャラリーはこちら

MCはフェイスリフトが大きなポイント

新型DS5 (2015)

新型はいわゆるマイナーチェンジで、おもにフェイスリフトが大きなポイントとなる。

グリルおよびバンパーの形状を一新するとともに、イマドキ感溢れるLEDを多用したヘッドライトユニットが採用された。その部分からも新しさは思いのほか感じられる。

言い忘れたが、DSは「フランス高級車の伝統復活を目指す」という意気込みでつくられた。具体的には「アバンギャルド」、すなわち前衛的というのがコンセプトとなる。

つまり、このフェイスリフトもソコがテーマ。単なる定例の変更ではなく、そんなテーマのもと意匠変更された。

ちなみに、この“顔”が日本へ導入されるのは秋頃で、既存の1.6リッターガソリンエンジン+6速ATという組み合わせでお見えする。

新型DS5 (2015)新型DS5 (2015)

しかも、60周年記念限定車なんて噂も耳にした。その意味からも振り返ってコメモラティブなモデルになるのは明らかである。

試乗したのはそんなアバンギャルド色を強めたDS5だが、じつはニュースはそれだけはない。エンジンフードの下におさまるのはディーゼルユニット。

今回はそれもまたお目当てのひとつとなる。というのも、こいつはいまもっとも厳しい排気ガス規制「ユーロ6」をクリアしている。つまり、ほんの少し手を加えれば日本でも走れる要素満載ということだ。

もはや、それは時間の問題。2016年には我々の手元に届く可能性は非常に高い。

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九島 辰也
筆者九島 辰也

外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX」副編集長、「アメリカンSUV」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON」副編集長なども経験。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。記事一覧を見る

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