【DESIGNER’S ROOM】BMW 3シリーズ グランツーリスモ デザイナーインタビュー/ドイツ・BMW AG 永島譲二(1/4)
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- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:島村栄二/BMW AG/オートックワン編集部
オートックワン(以下AO):なぜカーデザイナーを目指そうと思ったのでしょうか。
BMW 永島氏(以下N):純粋にクルマ好きだったからです。子供の頃からクルマに関係する職業に就きたいと思っていました。とりわけスタイリングに興味があって、クルマの絵ばかり描いていました。カーデザイナーになる人は、デザインから入る人と、クルマから入る人がいますが、私は後者なのです。
AO:国内の会社に入らず、最初から海外メーカーを目指した理由は。
N:日本でデザイナーになることはまったく考えていませんでした。最終学歴も海外でしたし。中学生ぐらいの頃に、ベルトーネやピニンファリーナなどイタリアのカロッツェリアの作品を見たときから、そこに行きたいと思っていました。カーデザインをやるならヨーロッパだろうという気持ちでいたのです。
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