BMW 新型1シリーズ 海外試乗|横置き・FFベースへ進化を遂げたM135i xDrive・118dを速攻試乗(2/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:BMW AG
ブランニューBMWを実感させる、先進的な内外装
大きくなったキドニーグリル、そしてキャビン部の拡大を実感するフォルム
まずはエクステリアから。
ご覧の通り、キドニーグリルが中央部で連結された形状となってかなり大型化され、ひと目で新型と分かる先進的なルックスに変貌を遂げた。
通常モデルではこのグリル内にお馴染みの縦バー形状を、最上位のM135i xDriveには3Dメッシュ・デザインを採用する。ライトも斜めに配置してワイドなボディーを強調。リング状ポジションライトが片側2個ずつ計4つ使用される意匠は継承し、BMWのアイデンティティを若々しく増幅させたイメージだ。基本仕様はハロゲンとLEDの組み合わせとなるが、オプションではフルLED版も用意される。
さらにサイドから見ると、FF採用のためエンジンフードが短くなり、見るからにキャビンが広くなったことを感じさせるプロポーションに。しかし、リアエンドに向かってやや傾斜するルーフラインを採用しているため、モタつきのないスッキリとクーペライクなスタイリッシュさを手に入れている。
リアには車幅いっぱいを使ったL字型テールライトを備え、腰高感の少ないロー&ワイドなデザインを実現。ブランニューBMW、といった風情だ。
従来モデルから一転、広さを実感出来るインテリア
室内に目を向けると、やはり広さを一見にして実感する。
特に運転席と助手席のあいだ、いわゆるカップルディスタンスと、後席のニークリアランス&ヘッドクリアランスはゆったり感抜群だ。
ラゲッジルームの拡大も嬉しい進化。これだけ先代比で拡大されればメインカー使用にも存分に耐えそうなくらいに思える。
先述の通り、この拡大はFFアーキテクチャ採用の賜物だ。つまり、FFはエンジンと駆動輪が両方クルマの前方にあるため、FRでは駆動力を後輪に伝達するため必要なドライブシャフトが要らず、その分を室内空間に充てることが出来るということ。それに、基本的にFFアーキテクチャではエンジンは横置きが可能となるため、縦置きベースのFRよりもボンネットを短く設計出来るのも室内空間にはメリットとなる。同じ全長でも、ボンネットを短くした分を室内空間に充てることができるというわけだ。
それ以外にも使い勝手に関しては様々な工夫がなされている。たとえば1シリーズ初採用の電動テールゲートが備えられたこと、また、ラゲッジルームの目隠しのためのトノカバーが、フロア下に収納できるようにもなっている。コレ、すご〜く地味ながら、意外になかった機能だと思いません? 外したトノカバーどこに置くの問題、立体駐車場使用の我が家でも深刻な悩みだったもの。すっごい便利じゃん!
>>“超BMWらしい”ディーゼルユニットのフィーリングが気持ちイイ「118d」[次ページへ続く]
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