アウディ 新型「A4」フランクフルトショーデビュー間もない話題車速攻試乗レポート(1/5)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:アウディジャパン
フランクフルトショーでデビュー間もない新型A4をフジトモがいち早く試乗!
将来の自動運転化に向けた取り組みなど、クルマの進化は一歩間違うと人間の感覚が置き去りにされてしまうのではないかと思っていたが、ヴェネツィアで行われた試乗を通して新型「アウディ A4」に触れた途端、そんな不安は吹き飛んでどこかホッとした気分になれたことが私にとって一番の収穫だった。
アウディの中型乗用車として、1972年にその歴史をスタートさせた「アウディ80」。また、その流れを受け継ぐ「A4」はこれまでの42年にわたって世界で1200万台を売り上げる大ヒットモデルに成長した。その成功を裏打ちしてきたのはモータースポーツにおける輝かしい成功を背景にスポーツ性をアピールしてきたことに始まり、各世代において先進的なテクノロジーを積極的に導入してきたことが挙げられるだろう。中核のモデルでありながら、アウディとして初めて四輪駆動の「クワトロシステム」を導入したり、直噴ターボディーゼルのTDIエンジン、軽量構造を採り入れたりと、技術が裏打ちする先進感がアウディ独自の魅力を増幅し、ユーザーの心を掴んできた。
気になる日本導入タイミングは2016年春頃か
このカテゴリーで「アウディ A4」のライバルとなるのは「BMW 3シリーズ」や「メルセデス・ベンツ Cクラス」。各社魅力溢れる商品価値を追求して熾烈な争いを繰り広げているが、「A4」はアウディにとってもブランドの生命線を握る重要なモデルとなる。8代目が登場してからすでに8年の時を経て熟成を重ねてきたA4シリーズ。ライバルたちの最新モデルのお手前をひと通り観察したタイミングで日本市場には9世代目となる次期モデルが2016年春から導入される予定だ。
2015年9月のフランクフルトモーターショーでは世界中のメディアが押し寄せる会場で華々しくデビューを飾った新型 A4。
ハイライトはこれからのアウディを牽引していくデザイン面の変化、ダイナミックな軽量化に加えてパフォーマンスや快適性の向上、新世代のインフォテイメントシステムの採用、予防安全の強化などが挙げられる。
[次ページへ続く]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。