【キープレフト】日本の高速道路は真ん中がキープレフト?

  • 筆者: 清水 草一
  • カメラマン:オートックワン編集部
【キープレフト】日本の高速道路は真ん中がキープレフト?
イメージ画像:写真はフォルクスワーゲン ゴルフ 画像ギャラリーはこちら

【キープレフト】日本の高速道路は真ん中がキープレフト?

東名など、片側3車線の高速道路では、なぜかみんなが真ん中の車線を走っているように感じます。

つい私も真ん中の車線をずっと走っていますが、ふと、本当は左側を走るべきでは?と思いました。どうなんでしょう。

その疑問、私「MJブロンディ」がお答えいたします!

イメージ画像:写真はフォルクスワーゲン ゴルフ

その通りです!

高速道路に限らず、道路は基本的に「キープレフト」。追越しをする時以外は、本来、左側を走るべきです。

ヨーロッパではこれが怖いくらい徹底していて、速度無制限のアウトバーンを200キロ以上で爆走するポルシェも、追い越すクルマがいなくなれば一番右側(右側通行なので)に見事に戻ります。

ところが日本では、大都市近郊の片側3車線区間では、なぜか「真ん中が走行車線」のような雰囲気で、左側は90キロ以上出ない速度リミッター付きの低速車、そして右側が追越し車線(一応)、という状況です。

時として、プロドライバーであるはずの大型観光バスや大型トラックも、90キロで延々真ん中車線を走ったり。そのせいで、左側車線は空いていて、そこを使って超高速車がたまに爆走的追越しをかける、というのが日本の高速の日常ですね。

私は、愛車のプリウスの時はかなりゆっくりめの燃費走行なので、一番左側を走るのですが、そうすると超高速車の爆走的追越しの邪魔になってしまって申し訳ない・・・なんて感じたり。

みなさん、「みんながやっているから」と言って延々真ん中車線を走らず、追越しが終わったら左側に戻るようにしましょう。

MJブロンディの「ひとりごと」

「追越しが終わったら走行車線に戻る」というマナーは、制限速度が低いと、なかなか普及しないようです。制限速度55マイル(90キロ)時代のアメリカでは、片側6車線すべてが同じペースで走っていたりしました。

つまり、みんなが55マイルで走っていて、追越しもなにもないので、走行車線に戻るという感覚もなくなってしまうのです。

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清水 草一
筆者清水 草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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